K-POPガールズグループOH MY GIRLのメンバー、スンヒが音楽プロデューサーで作曲家のTANK(本名アン・ジンウン)を相手に法的対応に乗り出した。
【画像】「オレがストーカー?この動画で判断しろ」TANKが強気の対応
スンヒの所属事務所WMエンターテインメントは3月25日、公式ファンカフェを通じて法的対応に出ることを発表した。
WMエンターテイメント側は「3月12日にTANKの虚偽事実の流布と侮辱、脅迫等について告訴状を提出するなど、民・刑事訴訟を進めている」と明かした。
WMエンターテインメントは「TANKの主張とは異なり、決して彼にどんな提案も、懐柔もしたことがない。荒唐無稽で一方的な主張と関連し、当社と共に所属アーティストが言及されていることすら、非常に不愉快」とし、「彼とは一切、直接コミュニケーションはせず、法のものさしで責任を問う予定」と強調した。
TANKとスンヒの問題が注目を集めたのは、TANKが去る3月7日に『[Diss Track] TANK - 'Suni'』というタイトルの動画を公開したこと。それはガールズグループのあるメンバーを侮辱した楽曲で、OH MY GIRLのスンヒであることが明白だった。
それに対してスンヒの所属事務所は「スンヒと作曲家TANKは高校の先輩・後輩関係で業界の先輩・後輩でもある。スンヒは現在、TANKから苦しめられている被害者である」と公式立場を発表し、法的対応を予告した。
しかしTANKの“狙い撃ち”は続き、3月23日にはスンヒからもらったという動画をインスタグラムに公開。「OH MY GIRLのギャラリーで私が彼女をストーキングし、パニック障害にさせ、妄想障害患者に追い込んでいると言われている」とし、「どんな女がストーカーにこんな動画を送ってくるのか」と問いかけた。
TANKとスンヒ側の対立が深まるなか、WMエンターテインメントが改めて今回、「最終立場」を発表した格好だ。
以下、スンヒの所属事務所WMエンターテインメントの公式立場全文。
◇
こんにちは。WMエンターテインメントです。
悪意を持って事実無根な内容を継続して流布しているTANKと関連し、当社の最終立場をお伝えしようと思います。
1.過去の公示文で明らかにしたように、スンヒとTANKは韓国芸術高等学校の先輩・後輩であり、業界の先輩・後輩として過ごした関係でした。その後、極端な選択を試みるという連絡を受け、彼を助けたスンヒの善良な心を利用し、本人の精神的な病気を訴え、求愛してきたし、また極端な試みをするかもしれないとスンヒを圧迫しました。スンヒは明らかに被害者という当社の立場は変わりません。
スンヒは苦しんでいる先輩のために、忙しいスケジュールの中でも彼の安否を心配する気持ちで連絡を取りながら面倒を見たにもかかわらず、連絡が途切れると、とんでもない内容で真実を歪曲したことにとどまらず、継続して真実を脚色し、自分のSNSとYouTubeで虚偽事実を流布しました。さらにメンバーの個人情報を流出し、所属アーティストたちの被害が日々深刻になっている状況です。
2.当社は、これと関連する証拠資料を集め、法律代理人である法務法人シホンを通じて、3月12日にTANKの虚偽事実の流布と侮辱、脅迫等について告訴状を提出するなど、民・刑事訴訟を進めています。
訴訟を準備する過程で、3月9日、TANKが自分のSNSを通じて公開した自宅住所が私たちの知っている住所と違い、確認するために彼の家を1度訪問したことがあります。内容証明を伝達するためにベルを押して、本人確認と住所確認までしたが、TANK本人の拒否で顔を見ることもできないまま内容証明だけが伝達されました。
3.当社はTANKの主張とは異なり、決して彼にどんな提案も、懐柔もしたことがないことを明確に明らかにします。また、現在発生しているすべての状況に対して、強硬な法的対応をするという立場も変わりありません。彼の荒唐無稽で一方的な主張と関連し、当社と共に所属アーティストが言及されていることすら、非常に不愉快な状況です。彼の主張のように、本人に無念な点がある場合は、警察署に直接出頭して明かせばいい事案であるにもかかわらず、継続的にSNSやYouTubeで歪曲された虚偽事実を流布し、所属アーティストの名誉毀損をしており、当社と所属アーティストたちの衝撃と被害も大きくなっています。
4.過去に彼がスンヒに送信したメッセージの中で「私が死んだら私が送ったカカオトークを公開し、自分を守りなさい。世の中の視線は、一人の女性を愛し、かっこ悪く一人で命を絶った人間だと私を非難する部類に分かれるはずだ」「一部のマスコミは、自分が死んだら、あなたが私を殺したと永遠に記憶をするだろう」など、自殺を暗示する内容が含まれており、可能な限り慎重に該当事件に接近してきました。
しかし最終的にTANKは、自分の命を担保にする極端な映像を公開し、多くの方々にまた別の衝撃や暴力を加えています。それに対して当社は、所属アーティストだけでなく、多くの方々にまで暴力や不快感を与える彼の行為を座視したり、容認したりすることはできないと判断しました。
5.当社は、本人が有利なように事実を脚色し、虚偽事実を流布している彼とは一切、直接コミュニケーションはせず、法のものさしで責任を問う予定です。また今後、ある個人の一方的で脚色された暴露行為により、所属アーティストたちに罪のない被害が発生しないよう、最後まで最善を尽くし、善処なくすべての法的措置を尽くします。当社と所属歌手たちに対する虚偽事実によって被害が続くすべての状況(既存の公開された内容を継続的に放置したり、追加の虚偽事実に言及/拡大解釈をしたりして周りの人たちに疲労感を与える行為、2次的な拡大再生産行為などすべてを含む)にも、追加的な法的対応を引き続き行っていく予定です。
6.このような状況下でもスンヒは、本人を心配してくれるすべての人のために、最善を尽くして現在スケジュールを消化しており、私たちWMエンターテインメントも新しいアルバムの準備に集中しています。
所属アーティストについて心配しておられるファンの方々に、もう一度心配をおかけして申し訳ないと申し上げます。一人の貴重な生命がかかったことであるため慎重に対応しようとして立場が遅れた点も、ご了承お願いいたします。ありがとうございます。
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