映画『ミナリ』は、1980年代に希望を求めて“見知らぬ地”アメリカに渡った韓国人家族の特別なストーリーを描いた作品だ。
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本作で希望を守り抜く母親モニカ役を演じたハン・イェリが、米メディア「Variety」が選出するオスカー主演女優賞の有力候補BEST5に選ばれ、授賞の可能性が高まっている。
先立ってハン・イェリは、アジア太平洋エンターテインメント連合が主催するゴールドリスト授賞式で主演女優賞に輝いており、自身が歌ったOST(劇中歌)の『RAINSONG』は、第93回オスカー候補の主題歌賞部分にノミネートされ、注目が集まっている。
『ミナリ』の脚本と演出を担当したリー・アイザック・チョン(韓国名チョン・イサク)は、「ハン・イェリはこの映画の心臓だ」と言及しており、彼女の演技に対する限りない信頼を示した。
ハリウッドでは早くも作品性と可能性を認められ、「第36回サンダンス映画祭」を皮切りに各国の映画祭を席巻し、ゴールデングローブ賞を含めて75冠を記録してきた。
世界中で話題の『ミナリ』は、韓国で本日(3月3日)公開が始まり、日本でも19日に封切り予定だ。
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