俳優シン・ドンウクの祖父が告訴を取り下げ。「一方的な誤解で孫を深く傷つけた」

2019年02月09日 話題

俳優シン・ドンウクの実の祖父が“孝行詐欺”の告訴を取り消し、謝罪した。

シン・ドンウクの祖父シン・ホギュン(95)は去る1月2日、「孫のシン・ドンウクから“祖父孝行詐欺”にあった」と暴露。さらに「自分の面倒を見ることを条件に家と土地を譲渡したが、その後シン・ドンウクが連絡を絶った」と明かし、物議をかもした。

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シン・ドンウク側はこれに対して「主張は虚偽のものだ。シン・ドンウクと祖父間の所有権移転登記は正式な手続きで履行された。裁判所が正当な判決を下すのを待っている」と伝えている。それだけでなく、シン・ドンウクの父と叔父もシン・ホギュンの訴えが事実無根であることを主張し、訴訟にまで発展した。

(写真提供=Snowballエンターテインメント)

ところが去る2月7日、一転してシン・ホギュンが弁護人を通じて謝罪の言葉を伝え、大きな話題となっている。

「正直、私は過去に息子をはじめとした家族たちに無理な要求を続け、周りに自分を尋ねてくる身内はほとんどいませんでした。そんななか、孫は心身ともに疲弊して寂しく暮らす私のもとを訪れ、たくさん労ってくれた。私はそんな孫にこれからも週に2~3回来てくれと、私が死んだ後には法事を取り行ってくれと、そんな意味で家と土地をあげました」

さらに「私の一方的な主張と誤解で孫を深く傷つけ、大きな被害を与えて申し訳ないと思っている」と付け加え、反省する姿勢を見せた。

これに対し、シン・ドンウクは「譲り受けた家と土地は祖父に返し、訴訟も近日中に取り下げる予定」と公式的な立場を明らかにした。

所属事務所Snowballエンターテインメントによると、シン・ドンウクは今回の件でドラマ『真心が届く』(tvN)の出演を自主的に降板することとなり、次回出演作は未定だという。

2010年の兵役中に難病であるCRPS(複合性局所疼痛症候群)の診断を受けたシン・ドンウクは、2011年に除隊して治療に専念し、2017年にドラマ『番人』(原題、MBC)でお茶の間に復帰している。

祖父の謝罪と告訴の取り下げによって事態は収束したが、近年復帰したばかりのシン・ドンウクが今回の騒動によって大きな被害を受けたことは言うまでもないだろう。
 

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