女優へのセクハラに加え悪質な2次的加害まで…俳優チョ・ドクジェに懲役1年2カ月の判決

2021年01月17日 話題

セクハラをした女優に対する名誉毀損の書き込みをインターネットに掲載した疑いなどで裁判に持ち込まれた俳優チョ・ドクジェ(53)が、実刑判決を言い渡された。

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1月14日、議政府地裁・刑事2単独は、情報通信網利用促進、及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)、侮辱、性的暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(秘密遵守)などの容疑で起訴された被告人で俳優のチョ・ドクジェに、懲役1年2カ月を言い渡した。

同容疑でともに起訴された同居人のチョン氏には、懲役6カ月と執行猶予2年の判決が下った。

裁判部は「被告人チョ・ドクジェは、独断的な推測で虚偽の事実を適示した。実際の強制わいせつ場面と異なる映像を製作、掲示し、被害者が虚偽の供述をしたものと見えるようにした」と明らかにした。

チョ・ドクジェ

発端は2015年の映画撮影中

さらに「チョ・ドクジェ容疑者が強制わいせつの無念を訴え、偶発的に犯行を行ったものと見えるが、2審以後は判決に不満を持って犯行に及んだ。長期間の犯行で可罰的違法性が大きい点、被害者が厳罰を求刑していることなどを考慮し、量刑を行った」と付け加えた。

チョ・ドクジェは2017年から2018年にかけて、セクハラ事件の裁判にかけられているが、最高裁の確定判決が出たあと、女優パン・ミンジョンへの誹謗目的で名誉を毀損する虚偽の内容を、インターネット上などに数回にわたり掲載した容疑で在宅起訴された。

また、被害者であるパン・ミンジョンの身元が判明するような書き込みをしたという疑いもかけられていた。

被害者の女優パン・ミンジョン

先立ってチョ・ドクジェは2015年4月、映画撮影中に事前の合意がないまま、相手女優であるパン・ミンジョンの体を触るなど、強制わいせつ行為を行った容疑で2018年9月に有罪が確定された。

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