「仏の教えを売り出す寄生虫」“セレブ生活”が発覚した韓国の僧侶ヘミンが釈明

2020年12月05日 話題

日本でも著書『完璧になれない。だからいい-心が軽くなるヘミン和尚のことば-』などで知られる韓国の僧侶ヘミンが、僧侶とは思えない“セレブ生活”で騒動を起こした。そんななか、米ニューヨークのマンション購入疑惑について初めて立場を明かした。

【写真】「釈迦の教えを知らない泥棒」韓国の“セレブ僧侶”に新たな疑惑

僧侶ヘミンは12月3日、『聯合ニュース』にマンションを購入したかどうかを答える代わりに、「今回をきっかけに自分の人生を大きく反省し、僧侶らしい人生を生きるように努力する」と述べた。

ニューヨーク・ブルックリンのマンションを購入・保有しているとの疑惑に対して、立場を明かさなかった理由については、「自分の人生があまりに恥ずかしく、正直ちょっと怖くて連絡をすぐにすることができなかった」と釈明した。

先立って『聯合ニュース』は、「RYAN BONGSEOK JOO」という人物の不動産登記履歴文書を分析した結果、彼が2011年5月に外国人Bさんとニューヨーク・ブルックリンにある住商複合マンションを約61万ドル(約6400万円)で購入したと報じた。

RYAN BONGSEOK JOOは、アメリカ国籍を持つ僧侶ヘミンのアメリカ名。彼の出家前の俗名はチュ・ボンソク(JOO BONG SEOK)だ。自らが代表を務め、瞑想アプリで「コッキリ(象)」を発売した株式会社マウム授業の法人登記簿には、代表取締役として「チュ・ボンソク(JOO RYAN BONGSEOK)」と記載されている。

僧侶ヘミン

そんな取材結果をもとに『聯合ニュース』は、RYAN BONGSEOK JOOとマウム授業の代表取締役で僧侶であるヘミンは、同一人物の可能性があると報じていた。

好感度の高かった僧侶、地に落ちた信頼

事の発端は、11月7日に放送されたtvNバラエティ番組『ON&OFF』だった。そこでお寺ではなく、ソウルの高級一軒家で暮らす僧侶ヘミンの“セレブな”プライベートが公開されたのだ。

その後、僧侶ヘミンが正式に曹渓宗の僧侶となった2008年以降、韓国仏教の代表的な実行方式である「安居」(出家した僧侶が一定期間外出せず、ひとつの場所にとどまって修行に専念する制度)の修行に参加した記録が皆無であることが明らかとなり、「無所有」と「修行精進」を土台とする僧侶としての人生を適切に歩んでいないとの批判が巻き起こった。

“外国人僧侶”ヒョンガクは、自身のSNSに「騙されないで。芸能人にすぎない。釈迦牟尼の教えをまったく知らない泥棒でしかない。仏の教えを売り出す、地獄に進んでいる寄生虫にすぎない」などと、僧侶ヘミンを非難するような書き込みを残した

それに対して僧侶ヘミンは「すべての活動を中断し、大衆の船員に戻り、仏の言葉をもう一度勉強して修行、祈祷、精進する」と立場を明らかにした。

1973年生まれの僧侶ヘミンは青少年期を韓国で過ごし、高校卒業後にアメリカに移民した。ハーバード大学大学院で修士号、プリンストン大学大学院で博士号を取得。以降7年間、アメリカのアンプシャー大学で宗教学の教授に務めた。

2000年に海印寺(ヘインサ)で沙弥戒を受けて予備僧侶となり、2008年に直指寺(チクチサ)で比丘戒を受けて曹渓宗の正式な僧侶となった。

2012年に発表した瞑想エッセイ『立ち止まれば、見えてくるもの』(原題)が韓国でベストセラーになり、認知度が高まる。エッセイの累積販売部数は300万部を突破しており、世界26カ国に版権が輸出されたりもした。

しかし一連の騒動で僧侶ヘミンに対する信頼は、地に落ちたといえそうだ。

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