BTS、アメリカにおける本当の人気…米ビルボード「HOT100」トップ3に2曲ランクインの衝撃

2020年12月01日 K-POP #BTS

BTS(防弾少年団)が世界の音楽界に、また新たな歴史を作った。

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BTSの新曲『Life Goes On』が米ビルボードのメインシングルチャートである「HOT100」で1位に上がった。ビルボードチャートの62年の歴史のなかで、韓国語の曲が「HOT100」の頂点に立ったのは、今回が初めてだ。

『Life Goes On』は、BTSが11月20日に発売したニューアルバム『BE (Deluxe Edition)』のタイトル曲で、サビを除いた大部分の歌詞が韓国語だ。

米ビルボードHOT100のトップ3に2曲!

BTSは今年8月に発売した英語のシングル『Dynamite』で、韓国歌手としては初となるHOT100の1位を達成。10月にはフィーチャリングで参加したJawsh 685とジェイソン・デルーロの『Savage Love』リミックスバージョンが、HOT100のトップを記録している。

『Savage Love』のリミックスバージョンでBTSは、いくつかの歌詞を韓国語にしたが、今回の『Life Goes On』は自分たちの曲であり、ほとんどが韓国語の曲といえるだけに、その意義は格別だ。

(写真提供=Big Hitエンターテインメント)BTS

ビルボードによると、『Life Goes On』は非英語圏の音楽として、初めて公開と同時に「HOT100」で1位を達成した曲だ。これまで非英語圏の曲で1位を記録したのは、2017年のスペイン語曲『Despacito』、1996年の『Macarena』と1987年の『La Bamba』)などだ。

さらにBTSは、『Dynamite』と『Savage Love』リミックスに続いて『Life Goes On』と、3カ月余りで3曲連続の「HOT100」1位を達成し、また別の記録を立てることになった。これもBEE GEES(1978年12月~1978年3月)が『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラック3曲で1位に上がった以来、42年ぶりの記録だ。複数回、チャートデビューと同時に1位を達成するグループもBTSが唯一だ。

また『Dynamite』も14位から3位に再び浮上し、BTSの2曲が「HOT100」のトップ3に入った。

米ビルボード「HOT100」のトップ3にBTSが2曲ランクイン

そもそも「HOT100」は、ストリーミング、ラジオ放送回数、音源販売量を総合して、シングルの順位を集計するビルボードのメインチャートだ。ニールセン・ミュージックのデータによると、『Life Goes On』は今回の「HOT100」集計期間(11月20~26日)、アメリカで1490万回もストリーミングされ、15万件の販売(ダウンロード12万9000件、実物シングル2万枚)となった。ラジオの場合は集計に反映された11月23~29日、41万人のリスナーが聞いたという。

何よりもBTSは、アルバム『BE (Deluxe Edition)』も今週、ビルボードのメインアルバムチャートである「ビルボード200」で1位となり、ビルボードのアルバムチャートとシングルチャートで同時に1位を達成する記録も作った。

BTSは現在、アメリカ国内のファンはもちろん、大衆的な人気が広がっている。そしてK-POPを超え、全世界の音楽市場で新たな歴史を作る卓越した歩みを見せている。

メンバーのJIMINは公式Twitterを通じて、「本当にとても感謝しています。1位だけでもとてもありがたいのに、トップ3に僕たちの曲が2つも入るなんて。愛してくださるARMY(BTSファン)の皆さん全員に、心から感謝申し上げます。今後さらに良いアルバムを聴いてもらえるように、最善を尽くします!」と感想を伝えた。

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