10月21日、韓国JTBC新ドラマ『Run on』(邦題:それでも僕らは走り続ける)の初本読みの様子が公開された。
同作は、同じ言語を使いながらもコミュニケーションが難しい今の時代、互いに異なる世界に住んでいた人々が各自の言葉で意思疎通を図り、愛に向かって走っていくロマンス作品。『今日の探偵』を演出したイ・ジェフン監督と、新鋭脚本家パク・シヒョンが意気投合した。
去る7月に行われたという本読み現場には、監督と脚本家のほか、イム・シワン、シン・セギョン、少女時代のスヨン(本名チェ・スヨン)、カン・テオら出演陣が集合した。
イム・シワンは劇中、短距離陸上の国家代表選手キ・ソンギョムに扮する。無欲で誠実、真面目なソンギョムのキャラクターが、イム・シワン特有の安定した演技によって立体感を出す予定だ。
異なる言語の間で橋渡しをする字幕翻訳家オ・ミジュに扮する“ロマンスの女王”シン・セギョンは、本読みの際に物語の流れを掴んだようにナチュラルな演技と適切なアドリブまで披露し、みんなを驚かせた。
『Run on』制作陣は「俳優たちのコンビネーションが早くも抜群で、お互いを理解する過程という同作のテーマがより深みを増した。今年の冬、それぞれの言語でコミュニケーションしながらも真の関係を築いていく人物たちをぜひ見守ってほしい」と伝えた。
今年8月には『Run on』の制作スタッフの1人が新型コロナウイルス感染が疑われる他のドラマ制作スタッフと接触し、撮影が中断されたこともあった。『Run on』の撮影現場では感染者が出なかったが、9月27日、制作陣のうち1人が陽性判定を受け、イム・シワン、シン・セギョンら俳優たちとスタッフ全員が隔離状態で検査を受けた。
また、先日は主演のイム・シワンが居住するマンションに陽性者が発生し、イム・シワンが再び検査を受けている。
新型コロナによってにさまざまな困難があっただけに、いよいよ本格的に始動する『Run on』がどんな物語を見せてくれるのか期待が高まる。
新ドラマ『Run on』は、韓国JTBCにて12月に放送予定。
前へ
次へ