芸能人によるマネージャーへの“パワハラ問題”の解決へ…韓国芸能マネジメント協会が声明発表

2020年07月22日 話題

韓国芸能マネジメント協会が最近、相次いで議論となった芸能人のマネージャーに対する“パワハラ問題”と関連して、解決策を模索している。

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韓国芸能マネジメント協会とは、大衆文化芸術人(芸能人)3000人余りと、彼らをマネジメントする大衆文化芸術企画業登録会社260社、そして会員(マネージャー)500人余りが所属している社団法人のこと。韓国文化体育観光部傘下の団体だ。

韓国芸能マネジメント協会は7月22日、「業務環境の実態調査後、合理的な規定、対策を作る」という声明を発表した。

最近、俳優イ・スンジェ、シン・ヒョンジュン、女優キム・ソヒョンなどが元マネージャーからパワハラを暴露されて非難を受けたことと関連し、韓国芸能マネジメント協会は「大衆文化芸術人とマネージャーとの相次ぐ摩擦の暴露、あるいは訴えや主張を広げる一連の事態について、その深刻性を認知し、これ以上不必要な被害事例が発生しないように、合理的な対策方案を作ろうとする」と伝えた。

最近、元マネージャーとの葛藤を見せた芸能人たち。左からイ・スンジェ、シン・ヒョンジュン、キム・ソヒョン

韓国芸能マネジメント協会は、マネージャーの勤務環境の実態を調査して実質的な対策を作ることをはじめ、芸能人とマネージャーの適切な業務環境と処遇改善方案の早急な用意、芸能人とマネージャーの私生活保護規定の作成、国会に関連法案の改善を促進、マネージャーの職業認識と待遇改善のための計画などについて触れた。

同時に「事態の把握と早期に合理的な方法を見つけて、問題解決のために努める」とし、「今回の出来事を通じて、芸能人とマネージャーの関係処遇改善および業務環境の変化の必要性を切実に感じている。大衆文化芸術人と大衆文化芸術企画業者、そして芸能界従事者はすべて同業者という共通した立場から合意点を探し、問題を解決したい」と、大衆文化芸術産業界の自浄に強い意志を表明した。

芸能人を相手にした元マネージャーの暴露が続いているだけに、早急な対策が求められている。

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