パワハラ・違法医療施術疑の韓国売れっ子芸人、初の警察事情聴取 元マネージャー告訴で6時間供述

2025年12月23日 ニュース

パワハラ疑惑や違法医療施術疑惑に巻き込まれているタレントのパク・ナレが、初めて警察の事情聴取を受けた。

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パク・ナレは去る12月19日、ソウル龍山(ヨンサン)警察署に出頭し、非公開で告訴人としての事情聴取に臨んだ。

元マネージャーらを恐喝未遂の容疑で告訴した事件について、約6時間にわたり供述したと伝えられている。告訴された元マネージャーは、20日に警察に出頭し、取り調べを受けたという。

ただし、「注射おばさん」と呼ばれる無免許疑惑の医師A氏に関連する告発事件については、現時点では調査が行われていないとされている。これについて警察は、パク・ナレの出頭日程を調整中だとしている。

パク・ナレ
(写真提供=OSEN)パク・ナレ

パク・ナレの関係者は、「遅い時間に警察へ出頭し、約6時間にわたって事情聴取を受けた。この日の調査では、元マネージャーらを特定経済犯罪加重処罰法上の横領容疑で告訴した件についても、あわせて調査が行われた」と明かした。

さらに、「警察への次回の出頭日程は未定で、現時点では召喚に関する連絡は受けていない。今後の調査にも誠実に対応する」と付け加えた。

パク・ナレは12月20日、ソウル龍山警察署において、自身を告訴した元マネージャーらを相手取り、特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(横領)の容疑で追加の告訴状を提出した。

これに先立ち、パク・ナレ側は12月6日、元マネージャーらについて「個人法人を設立した後、その法人にエージェンシー費用名目で一部資金が流出していた情況を把握した」と主張していた。

また、12月3日には、元マネージャーらがソウル西部地裁に対し、パク・ナレ所有の不動産について約1億ウォン(約1000万円)規模の仮差し押さえを申請していた事実が明らかとなり、騒動はさらに拡大した。元マネージャーらはその後、ソウル江南(カンナム)警察署に、パク・ナレを特殊傷害、名誉毀損、情報通信網法違反(名誉毀損)の容疑で告訴・告発している。

この過程で、パク・ナレが「注射おばさん」と呼ばれる人物から違法な医療施術を受けていたのではないかという疑惑も浮上した。

論争が続くなか、パク・ナレは12月8日に活動中断を宣言。16日には自ら映像を公開し、「すべて法的手続きに従って進める。今後、立場表明や公の発言は行わない」と明らかにした。

◇パク・ナレ プロフィール

1985年10月25日生まれ。2006年のKBS公開採用21期を通じて、お笑い芸人としてデビュー。その後、『ギャグコンサート』『私は一人で暮らす』『助けて!ホームズ』『驚きの土曜日』など、さまざまなバラエティ番組で活躍し、独特な扮装とギャグで大きな人気を集めた。特に『私は一人で暮らす』では、優れた食レポや料理の腕前、プロ顔負けの住宅管理能力を披露し、多方面でファンに注目された。義理堅く、人情味のある人物とも。

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