K-POPボーイズグループ「NCT」（エヌシーティー）のテヨン（TAEYONG）の脱退を要求する声明が公開された。
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6月17日、とあるオンラインコミュニティ掲示板には「テヨン脱退支持連合、NCTテヨン脱退要求声明書」というタイトルで、「テヨン脱退支持連合はNCT 127、さらにNCTのブランドイメージに継続的に悪影響を及ぼしているテヨンの脱退を促す」という文章が掲載された。
テヨン脱退支持連合は「テヨンはデビュー前から現在に至るまで、絶え間ない物議でグループの名前を汚した。テヨンが関与した学校暴力事件が明らかになりながら、問題はさらに悪化したが、ファンたちはテヨンが本気で過去を反省することを前提に、SMエンターテインメントとテヨン側の立場を信頼し、テヨンのグループ活動に応援と支持を送ってきた」と述べた。
先立って2019年9月、とあるメディアはNCTテヨンが中学2年生のとき、友達Aを苦しめたと報じた。報道によると、その事件にテヨンと一緒に関与したB氏は、「テヨンは他の友達と一緒にAを苦しめた」と暴露した。
その後、テヨンの所属事務所SMエンターテインメント側は「自主的に確認した結果、懲戒内容や生活記録簿に記載された内容がなく、両親も学校と面談を持ったことはなかった」とし、「歌手テヨンは過去に良識のない行動や暴言などを行ったことについて後悔しており、傷を受けた方に謝罪する」と伝えた。
謝罪によって騒動は一段落したように思えたが、脱退支持連合は声明で「最近、情報提供者の追加発言でテヨンが反省せず、情報提供者に対する2次加害を黙認したという状況が明らかになった」と指摘した。
そして「これは長らく続いた論争のなかでも支持してきたファンの信頼を崩したことになり、多数のファンは失望を禁じえなかった。これに対してテヨン脱退支持連合は、もはや一連の状況や出来事を座視することはできないと判断し、意見を集めて声明を作成、テヨンのNCT脱退を要求する」と付け加えた。
脱退支持連合が脱退を要求する理由は、「テヨンが起こした問題と関連したフィードバックなしに、行われている活動を容認できない」「学校暴力事件に対する誤った対処でテヨン自体に対する信頼が失われた」「テヨンが活動を続けることによって起こる被害者、情報提供者への2次加害」「NCTブランドのイメージ失墜、およびグループの成長阻害」などだ。
脱退支持連合は最後に、「苦しむ被害者、17人のメンバーの今後の活動のためにもこれ以上は選択を留保することができない。円滑なNCTグループとメンバー個人の活動のために、テヨンのNCT脱退を強く要求する」とし、「テヨンを除く当社アーティストのために賢明な決定があることを願っている」と強調した。
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