オルタナティブK-POPグループのBalming Tiger(バーミングタイガー)が世代と国境を越えた音楽的交流の場を開く。
11月11日、Balming Tigerは、日本の巨匠、細野晴臣の代表曲『熱帯夜』を新しくリメイクしたシングル『Nettaiya』をリリースする。
今回の作品は、1975年にリリースされた細野晴臣のアルバム『Tropical Dandy』の発売50周年を記念した公式リメイクプロジェクトの最初の公開曲で、原曲に対する尊敬と世代をつなぐ音楽的対話を含んでいる。
今回のリメイクの中心には、メンバーのbj wnjn(bjウォンジン)がいる。彼は、プロジェクト開始と同時にメンバーたちと『Tropical Dandy』の全曲を鑑賞し、各曲のエネルギーを共有したと明らかにした。
そのうち、『熱帯夜』が強烈に感じられ、自然にリメイクすることになり、「最初の瞬間からさまざまなアイデアが浮び上がった」と伝えた。原曲のグルーブを現代的に蘇らせながら、デジタルプロセスを最小化したのに加え、アナログの機器を中心にサウンドを具現し、当時ならではの質感を維持した。
Balming Tigerは今回のリメイクを通じて、原曲が持つメッセージにも注目した。『熱帯夜』は細野晴臣が1970年代初めに小さな部屋で完成した楽曲で、当時日本社会に登場したばかりの“熱帯夜”という単語をモチーフにして、単純な夏の夜の情緒を超えて、環境変化に対する思いを盛り込んだ作品だ。
日本のロックバンド、はっぴいえんどと電子音楽グループYMO(Yellow Magic Orchestra)のメンバーとしても知られている細野晴臣は、半世紀以上ジャンルの境界を越えながら、独創的な音楽世界を構築してきた人物だ。
Balming Tigerは原曲の時代的感性と社会的メッセージを、今日のサウンドで再解釈する。カバーアートワークは原作をウィットに富んだオマージュで感性させ、ミュージックビデオはメンバーのJan' Qui(ジャンキー)が演出を担当した。動画は、bj wnjnのキャラクターと楽曲の世界観をもとに、千葉県の小都市と港で撮影された。
なお、Balming Tigerがリメイクした『Nettaiya』は11月11日18時にリリースされる予定だ。
(記事提供=OSEN)
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