俳優イ・ジョンジェが、韓国人として初めてチャップリン・アワードを受賞した。
イ・ジョンジェは10月3日、シンガポールで開催された『チャーリー・チャップリン・アワード アジア(Chaplin Award Asia)』部門の受賞者となった。
チャップリン・アワードは、ニューヨークのリンカーン・センター・フィルム(Film at Lincoln Center, FLC)が毎年授与する、映画界で最も権威ある生涯功労賞のひとつ。
2018年にアジア部門が新設されて以降、俳優トニー・レオンをはじめ、世界的巨匠チャン・イーモウ監督、ブリジット・リンなど中華圏の映画人たちが受賞し、この賞の権威を高めてきた。韓国人が同部門を受賞したのはイ・ジョンジェが初めてである。
主催側によると、イ・ジョンジェは世界中の観客とつながる作品を通じて、アジア圏の映画芸術に持続的かつ肯定的な影響を与えた功績が認められ、韓国人初の受賞者に選ばれたという。
イ・ジョンジェは「尊敬する映画人であり芸術家でありアーティストであるチャーリー・チャップリンの名前を冠した賞を受けることになり、緊張と重みで一層震える思いだ」とし、「この賞をいただいたからには、アジア映画人の一人として良い影響力を与えられるようにしたい」と受賞の感想を述べた。
一方、今年『イカゲーム』シリーズを成功的に終えたイ・ジョンジェは、11月からドラマ『憎らしい愛』で復帰する予定だ。
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