俳優キム・スヒョンが明かす新ドラマ『サイコだけど大丈夫』の主人公、どんなキャラ?

2020年06月04日 テレビ #韓国ドラマ

俳優キム・スヒョンが新ドラマ『サイコだけど大丈夫』の主人公ムン・ガンテについて、率直な思いを明かした。

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来る6月20日に初放送を控えているtvNの新ドラマ『サイコだけど大丈夫』は、人生の重みから愛を拒否するようになった精神病棟の精神保健福祉士ムン・ガンテ(演者キム・スヒョン)と、愛を知らない童話作家コ・ムニョン(演者ソ・イェジ)がお互いの傷を癒やし合うラブコメドラマだ。

『サイコだけど大丈夫』というタイトルに興味を持ったというキム・スヒョンは、主人公ムン・ガンテについて「心がちぎれるほど悲しいキャラクターだ。誰もがそうであるように、他人の前では誰よりも強く、隙がないが、1人でいるときは武装解除されるように崩れてしまう。ガンテは大丈夫そうに見えるが、実は自分が背負っているものの重さで、常に疲れている状態だ。どこかにガンテのような人がいるのではないだろうかと思った」と話した。

(写真提供=tvN)キム・スヒョン

ムン・ガンテは夢も希望もなく生きているキャラクターで、家では自閉症スペクトラム(ASD)の兄ムン・サンテ(演者オ・ジョンセ)を助け、外では心が病気の患者を保護するが、自分の人生についておろそかにしてしまう人物。複雑な役柄だからこそ、キム・スヒョンの繊細な表現が期待される。

「ムン・ガンテに注目してくれれば」

キム・スヒョンは、「ムン・ガンテは周囲の人々に本音を話さない。特にガンテの表情でガンテの感情を読み取る兄の前では、絶対におくびにも出さない。そんなところに視聴者の共感が生まれればと思う」と話した。はたしてどうやって視聴者を虜にするのか興味は尽きない。

ジャンルを問わない演技力に定評のあるキム・スヒョンだが、ムン・ガンテを演じるときはいつも悩みを重ね、緊張を解けないとの話もある。それほど作品に対する熱意がすさまじいということだ。

最後にキム・スヒョンは「劇中に登場する各キャラクターに興味を傾けてもらえればと思う。特にガンテに注目してもらえば、ドラマの楽しさが倍増するはず」と力強く話した。

6月20日から始まる新ドラマ『サイコだけど大丈夫』の放送が、今から楽しみだ。

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