バンド「スーパー登山部」が新曲『山歩』について、MV制作などを見直す意向などを表明した。
10月1日、スーパー登山部の公式サイトには「『山歩』に関するお詫びとお知らせ」と題した声明が掲載された。声明によれば、9月10日にYouTubeで公開した音源について順次公開を取りやめるとともに、登山アプリ「YAMAP」とのコラボ企画としてファンから映像を募集して制作予定だったミュージックビデオ(MV)も中止するという。
この発表に先立ち、『山歩』のメロディが、1996年にこの世を去った韓国のシンガーソングライター、キム・グァンソクの代表曲『風が吹いてくる場所』と酷似しているとの指摘がネット上で相次いだ。同曲は韓国で世代を超えて愛される名曲として知られていることから、韓国では批判の声が相次いだ。
その後、スーパー登山部は「私たち自身も驚くほど部分的にメロディが似ていると感じました」と認めながらも、「韓国では有名な曲とのことですが、恥ずかしながら不勉強にて制作時にはこの楽曲を存じ上げておらず、山歩きをイメージして作曲したメロディが、部分的にたまたま似てしまったものとは言え、結果として類似した楽曲を発表してしまったことを真摯に受け止めています」「Kim Kwang-seok様の名曲への敬意を胸に、今後はより注意深く制作に取り組みます。ご指摘くださった皆様にも深く感謝いたします」と謝罪の意を示していた。
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