女優のチョン・スクさん(本名チョン・ガプレさん)がこの世を去って1年が経った。
チョン・スクさんは2024年9月29日、老人性疾患でこの世を去った。1926年生まれで、1955年に映画『不死鳥の丘』でデビューした故人。以降、『罪のない青春』『貞敬夫人』『最後の皇后 尹妃』『赤いマスクの女』『淑女初年生』『あなたに私を送る』など、約500の映画、ドラマ作品に出演してきた。
2010年代も『食客2 優しいキムチの作り方』『行こう、バラ旅館へ』などに出演し、高齢になっても演技への情熱が衰えることはなかった。最後の出演作は、2018年公開の映画『それだけが、僕の世界』だった。
当時、俳優のハン・ジイルは「深い思いやりを持った先輩の生前の姿が頭に浮かぶ。ともに活動された綺羅星のような大先輩、まず、天国に行かれた先輩たちと喜んでご厚遇されますように」と追慕した。
また、映画監督のシン・サンオク、女優のチェ・ウンヒ夫妻の息子である映画監督のシン・ジョンギュンも故人を追悼。「私は1982年に映画界に入り、助手時代にチョン・スク氏が脇役または端役として出演する作品を多数手がけた。地方撮影の時は1万ウォン札一枚をこっそりポケットに入れてくれた女史。この方を映画界の星と称する人はいないだろう。しかし、私はこの方を“映画界の塩”だと思う。すべての情熱と一生を捧げてきたチョン・スク夫人に拍手を送る」とSNSで伝えていた。
(記事提供=OSEN)
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