Netflix映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の劇中歌『Golden』がビルボードで1位を獲得し、新たな記録を打ち立てた。
【画像】JUNG KOOK、『デーモン・ハンターズ』に爆ハマり!
ビルボードは8月11日(現地時間)、チャート速報記事で『Golden』がアレックス・ウォーレンの『Ordinary』を押しのけ、ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位を獲得したと報じた。
これにより『Golden』は、「HOT100」を制した9曲目のK-POP曲であり、女性ボーカリストが歌ったK-POP曲としては史上初の1位となった。
これまで同チャートで1位を獲得したK-POPアーティストは、BTSとそのメンバーのJIMIN、JUNG KOOKのみ。BTSは6曲、JIMINとJUNG KOOKはそれぞれ1曲のソロ曲で首位を獲得している。
さらに、『Golden』のように3人以上のガールズグループ曲がビルボードで1位を記録したのは、ビヨンセが所属していたデスティニーズ・チャイルドの『Bootylicious』以来、実に24年ぶりとなる。
『Golden』は、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』に登場するガールズグループ“Huntrix”が「魂門」を完成させるために歌う曲で、韓国系アメリカ人のEJAE(イ・ジェ)、オードリー・ヌナ、レイ・アミが歌唱を担当した。
ビルボードの「HOT100」は、アメリカでのストリーミングデータ、ラジオ放送ポイント、販売数を総合して算出されるランキング。『Golden』は集計期間中、ストリーミング数が前週比9%増の3179万回、ラジオ放送ポイントは71%増の840万、販売数は35%増の7000件を記録。特にストリーミングの増加が首位獲得の要因となったとみられる。
『Golden』は、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』が世界的ブームを巻き起こし始めた7月初めに「HOT100」へ81位で初登場。その後、作品人気の後押しを受けて23位、6位、4位、2位と順位を上げ、7週目でついに1位を獲得した。
アニメ映画のOSTが「HOT100」で首位を獲得するのは異例で、2022年公開のディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』の挿入歌『We Don't Talk About Bruno』以来、3年ぶりとなる。
『Golden』の歌唱と作曲に参加したEJAEは、自身のSNSで1位獲得について「言葉が出ない。涙しか出ない。送ってくれた愛に、すべての皆さんへ感謝します」とコメントした。
なお、『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』は、K-POPスーパースターのルミ、ミラ、ジョイが、華やかなステージの裏で世界を守る“ハンター”として活躍する姿を描いたアクション・ファンタジーアニメ映画。6月20日にNetflixで配信が開始され、世界的なシンドロームを巻き起こしている。
(記事提供=OSEN)
■【画像】JUNG KOOK、『デーモン・ハンターズ』に爆ハマり!
前へ
次へ