1990年代に韓国で活動したテクノユニット「E.O.S」の元メンバー、カン・リンさんが突然この世を去った。
韓国メディア『ファイナンシャルニュース』が8月3日までに報じたところによると、カン・リンさんは7月31日、ソウル汝矣島(ヨイド)にあるホテルの一室で亡くなった状態で発見された。58歳だった。
警察の調べによると、他殺の疑いはないという。
1967年生まれのカン・リンさんは、韓国の大手芸能プロデューサーであるキム・グァンス代表が手がけた3人組グループ「E.O.S」の元メンバーだ。当時はボーカルのキム・ヒョンジュン、ギターのコ・ソギョンとともに、カン・リンさんはキーボード担当として活動した。
1993年にデビューしたE.O.Sは、韓国ではまだ馴染みの薄かったユーロテクノを取り入れた音楽スタイルで注目を集め、音楽業界にフレッシュな風を吹き込んだグループとして知られている。
カン・リンさんはE.O.S脱退後、1995年には新たに「Lynn O&X(リノックス)」というグループを結成し、音楽活動を行っていた。E.O.Sは1997年に一度解散したが、デビュー25周年の2018年にキム・ヒョンジュンと新メンバー2人による3人組で再結成。2020年頃まで活動していた。
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