うだるような暑さを吹き飛ばす爽快なアクションと独創的な映像美で、新たなヒットのシナリオを書き続けている映画『全知的な読者の視点から』(原題)が、韓国公開初週に圧倒的な勢いでボックスオフィス1位に輝いた。
また、同時期に公開された台湾でも『神と共に 第一章:罪と罰』や『破墓/パミョ』の公開日記録を超え、強力な興行パワーを見せつけている。
10年以上連載された小説が完結したその日、物語の世界が現実となり、唯一の読者である「キム・ドクジャ」が小説の主人公ユ・ジュンヒョクや仲間たちと共に滅亡した世界で生き残るために奮闘する。そんなファンタジーアクション映画『全知的な読者の視点から』は、公開初週末にもボックスオフィス1位を記録し、快進撃を続けている。
韓国の映画館入場券統合ネットワークによると、『全知的な読者の視点から』は7月25日から27日までの3日間で42万7357人を動員し、累計観客動員数は62万7885人となった。公開以来、ボックスオフィス1位の座を一度も譲らず、この夏“見逃せない”話題作として観客の足を映画館に引き寄せている。
唯一無二のファンタジーアクションとしての実力を改めて証明した本作は、その勢いを止めることなく、新たな興行のシナリオを塗り替えつつある。
『全知的な読者の視点から』への熱い反応は、韓国国内にとどまらず海外にも広がっている。
7月23日19時、台湾でも同時公開された『全知的な読者の視点から』は、『神と共に』や『破墓』のオープニングスコアを突破し、爆発的なヒットを記録した。特に『破墓』の公開日興行収入を上回り、2021年以降、台湾で公開された韓国映画の中で、公開日基準で最高の収益を達成する快挙を成し遂げた。
韓国と台湾で続くこのヒットの波は、観客の大きな支持と反響に支えられている。観客たちは、大画面で繰り広げられる爽快なアクションと、Kテクノロジーで描かれた壮大かつ幻想的なスケールの映像に、暑さを忘れるほどの楽しさを感じていると絶賛している。
さらにアン・ヒョソプ、イ・ミンホ、チェ・スビン、シン・スンホ、ナナといった強力な俳優陣によるチームケミストリーも光っている。
観客たちからは、「好きだった小説が映画になった」「夏に映画館で観るのにぴったり」「2時間あっという間だった」「最初から最後まで目が離せなかった」「続編が楽しみ」といった満足の声が相次いでいる。
口コミによる拡散にも後押しされ、『全知的な読者の視点から』は2週目も勢いそのままに興行トップを走るものとみられる。
(記事提供=OSEN)
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