「異例のブームだ。映画が公開した当時、誰もこのようなセンセーションとシンドローム以上の熱気を予想していなかった。(韓国における観客動員数歴代1位の)映画『バトル・オーシャン/海上決戦』と状況が似ていて、素材自体が持つパワーと破壊力がある。Queenはアーティストなので、今でも彼らの音楽を聞くことができ、さらに拡散される可能性がある」
何よりもQueenに対する関心が世代を超えて拡大している。
Queenの曲を聴いて育った世代ばかりでなく、10~30代までがQueenを求め始めた。映画の観客も20~30代が全体の50%以上を占めていることが明らかになり、口コミでその数が増加中。映画を通じてQueenに魅了された若い世代は、Queenの音楽や「Live Aid」などの関連動画を求めて、積極的に消費活動もしている。
前出のイム・ジンモは、「Queenを知る40~50代と、Queenの音楽を知った10~20代。本当の伝説は既成世代と若い世代がともにすることで生まれるが、今現在2つの世代がQueenに共感して大規模なブームが起きているようだ。一世代にとどまればブームはすぐに去るが、QueenはABBAやビートルズのような伝説となっている」と評価した。