飲酒運転事故を起こした元プロ野球選手のチャン・ウォンサムに、罰金刑が下されていたことが判明した。
7月7日、現地の法曹関係者によると、釜山(プサン)地裁・東部支院は交通事故処理特例法(傷害)および道路交通法違反(飲酒運転)の容疑で略式起訴されたチャン・ウォンサムに対し、罰金700万ウォン(約70万円)の略式命令を出したという。彼に対する略式命令は今年3月6日に発令され、同月21日に確定した。
起訴内容によると、チャン・ウォンサムは昨年8月17日午後1時20分頃、釜山・水営(スヨン)区のあるマンション前の道路で、飲酒した状態でBMWの車両を運転。バック中、停車していたベンツの前部バンパーに衝突したとされている。さらに事故前には、約40kmもの距離を飲酒運転した疑いもかけられている。
事故の翌日、チャン・ウォンサムは「二日酔い状態で運転して事故を起こした。深くお詫びし、自分の過ちを認めて反省している」と謝罪のコメントを発表した。
また、SNSを通じて「前夜に酒を飲んだため車を置いて帰宅したが、翌朝になって軽く考えてしまい運転してしまった」と説明していた。
この一件を受け、チャン・ウォンサムは人気バラエティ番組の『最強野球』(JTBC、原題)から自主的に降板している。
前へ
次へ