EXO出身のタオが、自ら立ち上げた生理用ナプキンブランドで発生した異物混入問題に対し、公式の立場を明かした。
タオは6月17日、中国SNS「Weibo(ウェイボー)」を通じて「問題となった黒い点は不織布の生産過程で繊維が熱によって炭化したものであり、人体に有害な物質ではない」と説明した。また、「一般的な管理基準は0.5mmだが、当社では0.3mmというより厳格な品質検査を実施している」と補足した。
発端は、一部の消費者から「タオのブランドの生理用ナプキンに小さな黒い点が見つかった」という報告があり、品質への疑問が提起されたことだった。これを受け、タオ側は迅速に対応を行った。
タオはさらに、「製品に不快感を覚えた方はカスタマーセンターを通じて新しい製品と交換できるようにする」とし、「“透明性こそが品質”という信念でこのブランドを始めた。工場の内部もすべて公開し、誰でもオンラインで生産工程を確認できるようにする」と明かした。実際に彼は、工場内部の写真も公開している。
タオが生理用品事業に参入したのは、今年初めに中国の告発番組で、粗悪な生理用ナプキンが再販売されていると報道されたことがきっかけだった。当時タオは、「不快極まりない。企業が利益のために女性の健康を犠牲にするのは絶対に許せない」と怒りをあらわにし、「自ら工場を建て、24時間のライブ配信で生産工程を公開する。原材料の調達から包装まで、すべての過程を一般公開する」と宣言し、本格的な生理用ナプキン事業に乗り出した。
その後タオはSNSのライブ配信を通じて、他社製品との比較テストを行ったり、工場内の映像を公開して注目を集めた。
タオの熱心な広報により、ブランドは発売直後から大きな注目を集めた。5月に行われたライブ販売では、わずか30分で約45万箱を売り上げ、約35億ウォン(約3.7億円)規模の売上を記録した。
なお、タオは2015年にEXOを脱退し、中国に戻ってソロ活動を続けている。2020年には父親の遺産を相続し実業家としても注目を集めており、2024年12月には、かつて韓国の芸能事務所SMエンターテインメントに所属していた元練習生として知られる徐藝洋との結婚を発表した。
(記事提供=OSEN)
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