不倫疑惑の夫を許した女優チャン・シニョンが、ドラマ『太陽を飲み込んだ女』(原題)への復帰にあたって心境を語った。
6月5日、ソウルのMBC本社では、新・連続ドラマ『太陽を飲み込んだ女』の制作発表会が行われた。
司会はアナウンサーのイム・ヒョンジュが務め、出演俳優のチャン・シニョン、ソ・ハジュン、ユン・アジョン、オ・チャンソク、宇宙少女出身のイ・ルダ、演出のキム・ジニョンPDが出席した。
6月9日に初放送を迎える『太陽を飲み込んだ女』は、「被害者が加害者にすり替えられる社会」の中で、たった一人の娘の名のもとに財閥家と闘う女性の壮絶な復讐劇を描く作品だ。
劇中、チャン・シニョンは、善意に満ちた言動と明るくポジティブなエネルギーで周囲の視線を惹きつける魅力的なシングルマザー、ペク・ソルヒ役を演じる。彼女にとって、夫カン・ギョンジュンの不倫騒動後、初めての復帰作となる。
チャン・シニョンの夫である俳優カン・ギョンジュンは、2023年12月、不倫疑惑が浮上し、5000万ウォン(約500万円)の損害賠償請求を受けた。2024年7月24日にソウル家庭裁判所で行われた初公判では、カン・ギョンジュン側が原告の請求を認諾し、訴訟は終結している。
制作発表会でチャン・シニョンは、「私生活の騒動が視聴者の没入を妨げないか」という懸念に対し、次のように答えた。
「監督が“ペク・ソルヒ”という機会をくださったことに感謝している。演技にとても飢えていた状態だったので、この機会がめぐってきたときに“本当に最善を尽くそう”という思いで必死に取り組んだ」
さらにチャン・シニョンは、「一つひとつのシーンを撮るたびに“これがこのドラマの最後になるかもしれない”、“私の演技人生の最後かもしれない”と思いながら、本気で臨んだ。視聴者の皆さんにも、そんな思いが伝わるのではないか。私個人のことよりも、ドラマのキャラクターや物語として見ていただけたら嬉しい」と慎重に語った。
(記事提供=OSEN)
◇チャン・シニョン プロフィール
1984年1月17日生まれ。2001年の第71回全国春香(チュニャン)選抜大会で入賞し、芸能界デビュー。2001年の『我が家』でドラマデビューし、以降、『日が昇る家』『輪廻‐NEXT』『広開土太王』『太陽の花嫁』『私の人生の春の日』『私の心きらきら』『バベル~愛と復讐の螺旋~』などに出演した。プライベートでは2006年に事業家と結婚し、2007年4月に息子を出産するも2009年に離婚。2013年のドラマ『いばらの花』で共演した俳優カン・ギョンジュンと2018年5月に再婚した。2019年9月には次男を出産している。
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