「投票したい人がいない?選挙は“最悪”を防ぐためのもの」右派に叩かれた『トッケビ』俳優、めげずに呼びかけ

2025年06月02日 話題

ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』などで知られる俳優イ・ドンウクが、韓国大統領選挙を目前に投票を呼びかけた。

【注目】イ・ドンウク、大統領罷免で「春が来た」発言

イ・ドンウクは6月1日、ファンとのコミュニケーションプラットフォーム「Bubble」を通じて、期日前投票の初日に参加したことを明かし、「本投票日(6月3日)は撮影がある。期日前投票のほうが楽だし、列も短い」と語った。

続けて、「投票したい人がいないという君たちへ。いつも言ってるが、投票は“最悪”を防ぐためのものだ。最善がいないなら“次善”を、それもいなければ“次悪”を選んででも、最悪だけは防がなければならない」と、自身の信念を明確に述べた。

イ・ドンウクは政治的な発言を積極的に行う俳優として知られている。

イ・ドンウク
(写真提供=OSEN)イ・ドンウク

先立って彼は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の弾劾を支持する集会に参加したファンに対し、少女時代の『Into the new world』を共有して応援した。この曲は、尹前大統領の弾劾デモの現場で繰り返し歌われ、再び注目を浴びた経緯がある。

その後、尹前大統領が罷免された際には、「ああ、ようやく春が来たな。冬が長すぎた」と述べ、「今日は雨の予報だったのに、天気が晴れてる。みんな外に出て遊べ。“華金”を楽しんで」と喜びを表現した。

そんなイ・ドンウクに対して、保守傾向のネットユーザーらは「成り上がりだったのか。なんで成り上がりは左派なんだろう」「死神さん(ドラマ『トッケビ』でイ・ドンウクが演じた役柄)、あなた李在明(イ・ジェミョン)が好きなんだね」「ようやく春? ドラム缶の中だろう」といった批判的なコメントが続いたりもした。

なお、イ・ドンウクは6月27日に初放送されるJTBCドラマ『優しい男』(原題)で、三代続くヤクザ一家の長男パク・ソクチョル役を演じる予定。また7月4日には、ヒョンビンとの共演も話題になった映画『ハルビン』が日本公開される。

◇イ・ドンウク プロフィール

1981年11月6日生まれ。韓国・ソウル出身。1999年に芸能界入りした。主演ドラマ『マイガール』(2005年)、『女の香り』(2011年)、『ホテルキング』(2014年)などで人気を集め、2016年の大ヒットドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』の美しき死神として俳優人生の第2章を迎えた。2019年にはオーディション番組『PRODUCE X 101』で国民プロデューサー代表を務め、『トッケビ』で恋人役を演じた女優ユ・インナと再びドラマ『真心が届く』で恋人役として共演。2020年には自身が司会を務めるトーク番組『イ・ドンウクはトークがしたくて』に出演した。

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