デビュー7年で大成功!カン・ユソク(30)が明かす『いつかは賢いレジデント生活』への熱い想い

2025年05月26日 話題

俳優カン・ユソクが、出演ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』の舞台裏を語った。

【写真】カン・ユソク、現役男性アイドルと仲良しSHOT

5月26日、ソウル・清潭(チョンダム)洞にあるカフェで行われたインタビューで、ドラマ『いつかは賢いレジデント生活』に出演したカン・ユソクが作品への思いやエピソードを明かした。

本作は、放送前に韓国の医療業界で起きたストライキの影響を受け、放送が一年も延期されるという波乱のスタートだったが、最終的には高い話題性、視聴率、映像再生数を記録し、多くの視聴者から愛されて幕を閉じた。

カン・ユソク
(写真=JUSTエンターテインメント)カン・ユソク

インタビューでカン・ユソクは、「最近、特別編まで放送されて“本当に終わったんだな”と実感が湧き、とても名残惜しい気持ちになった」と語り、「最終回は監督や先輩たちと一緒に観たが、撮影してからもう1年が経っていたことを思い出して…。無事に完走できた達成感とともに、少しの悲しさや感動が混ざって、複雑な心境だった」と素直な思いを明かした。

また、「もちろん、やり残したことへの悔いもある。あのシーンをもっとよくできたかも、と今でも思い返すことがある」と振り返りつつ、「いつも作品が終わるとすっきりした寂しさのような感情が残るが、この作品は寂しさのほうが大きかった」と語っている。

カン・ユソクは劇中、元アイドル出身の研修医オム・ジェイル役を演じ、はじめはトラブルメーカーのような存在だったが、物語が進むにつれて医師としての成長と誠実さを見せ、強い印象を残した。

「この役を引き受けた時は、本当に言葉にならないほどの感情がこみ上げた。今でも思い出すと鳥肌が立つくらい。全身に電気が走ったような感覚で、喜びや幸せという言葉だけでは足りないほど」と、出演の喜びを語る。

カン・ユソク
(写真=tvN)カン・ユソク

また、「『賢い医師生活』のスピンオフということで、プレッシャーがなかったわけではないが、それ以上に期待が大きかった。シン・ウォンホ監督率いる制作陣と仕事ができること自体が大きなモチベーションだった」と、特別な思いを明かした。

役柄との共通点については、「自分も人が好きなタイプだが、ジェイルはそれ以上に明るく、前向きで、人懐っこく、回復力も高い。演じながら、自分もこうなりたいと思えるキャラクターだった」と振り返る。

劇中、ハン・イェジが演じるキム・サビとの淡いロマンスも描かれた。

ジェイルがなぜサビに惹かれたのかという質問に、「最初はただの同期で、ケンカばかりしていたけれど、一緒に踊るシーンで『あれ?何か違う』と気づいた。自分があまり売れていなかったアイドルという設定もあって、そんな自分に好意を持ってくれたサビの存在が大きくなっていったのかもしれない」と語っている。

ロマンスの展開については「もう少し進展があっても良かった」とし、「監督に、ちゃんと付き合うのか、キスシーンはあるのかと聞いたら、“オープンエンディングでいく”と言われて、ちょっと残念だった。シーズン2があれば、今度こそしっかり関係が描かれることを期待する」と笑顔を見せた。

共演者との関係性についても言及し、「4人の中で唯一の男性であり、最年長としてリードしようと思ったが、実際は(コ・)ユンジョンが一番しっかりしていて、むしろ私の方が頼る場面も多かった」と語る。

「イェジも実年齢は年下だが、しっかりした子で、現場でも多くを学んだ。同じ俳優としてリスペクトしていて、時にはアドバイスを求めることもあった」と現場の信頼関係を振り返った。

デビュー7年で手に入れたキャリア

1994年6月生まれで、今年31歳になるカン・ユソクは、Netflixオリジナル『お疲れさま』に続き、『いつかは賢いレジデント生活』に出演し、存在感を高めている。

「『お疲れさま』の放送後は、ウンミョンって呼ばれたり、大人になったねと言われたり(笑)。もうとっくに成人してるのに…」と笑い、「親戚から『サイン5枚くれ、配るから』なんて言われることもあった」と嬉しそうに語った。

2018年にデビューし、今年で7年目となるカン・ユソクは、「小さな役からコツコツやってきたが、それが今の自分の土台になっている。これまでの7年間を振り返っても“悪くない人生だったな”と思える」と自信をのぞかせた。

カン・ユソク
(写真=JUSTエンターテインメント)カン・ユソク

一方で、「最近は明るいキャラクターが続いているので、そろそろ別のタイプの役にも挑戦したい。同じイメージが定着するのは少し怖さもある」と率直な悩みも明かした。

それでも、「今年はスタートが良かったから、この流れに乗って、30代はもっと多様な役を演じて、飽きられない俳優でいられたら嬉しい。これまで、優しい人の役が多かったけど、悪役にも挑戦してみたいし、濃厚な恋愛ものもやってみたい」と意欲を見せた。

最後に、7月から新ドラマ『ソチョドン』(原題)の放送を控えており、現在は多忙なスケジュールの中で撮影に励んでいる。

『いつかは賢いレジデント生活』のヒットを記念したご褒美旅行については、「スケジュールを調整中だが、もし行けるなら、短くても絶対に参加したい」と笑顔を見せた。

なお『いつかは賢いレジデント生活』は、Netflixにて視聴可能。

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