女優イム・ソンオンが結婚からわずか9日で夫に関する騒動に巻き込まれ、青天の霹靂となった。
先立ってイム・ソンオンは4月に14歳年上の実業家との結婚を発表し、話題を集めた。
その1カ月後の5月17日にはソウル江南(カンナム)のJWマリオットホテルで結婚式を挙げ、既婚者の仲間入りを果たした。
この日の結婚式には、家族や親しい知人のみが出席し、静かで温かい雰囲気のもと行われたとされている。司会はイトゥクとピョン・ギスが務め、チョン・セギュン元国務総理やチュ・ホヨン国会副議長などの有力人物から祝花が届き、注目を集めた。
しかし結婚から9日後の5月26日、韓国メディア『ディスパッチ』がイム・ソンオンの夫A氏の地域住宅組合(地域住民が共同で土地を取得し、住宅を建設・分譲する韓国の住宅開発制度)詐欺や有罪判決を3度受けた前科者であると報じ、大きな波紋を呼んでいる。
報道によると、A氏は現在、200億ウォン(約20億円)台の地域住宅組合詐欺の疑いで捜査および裁判を受けており、過去にも不動産関連の詐欺で3度の有罪判決を受けている人物だという。
さらにA氏は、数千人の組合員から代行費や分担金の名目で数百億ウォン(数十億円)を集めた後、知人名義の会社に数十億ウォン(数億円)を支払ったという疑惑も持たれており、組合員たちはモバイル招待状に「組合員のお金で豪華な結婚式とは」とコメントを残して抗議したと伝えられている。
そのほかの報道によれば、A氏は結婚前に債権者との通話で「ソンオンの実家が裕福だから耐えられる」と発言したという。
また、イム・ソンオン夫妻が新婚旅行に済州島を選んだ理由についても、A氏が出国禁止状態にあるためであり、さらにA氏が初婚ではなく三度目の結婚であるという疑惑も浮上している。
この件についてイム・ソンオンの所属事務所側は、「俳優の私生活であるため困惑している」としながらも、疑惑に関しては確認中であるという立場を示した。
結婚から10日も経たずして危機を迎えたイム・ソンオン。はたして夫に関する疑惑について自らの口を開くのか、その行方に注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇イム・ソンオン プロフィール
1983年9月15日生まれ。2001年、『踊る大捜査線』のスピンオフドラマ『踊る大ソウル線』への出演をきっかけに芸能界デビュー。2002年には韓国KBSの恋愛バラエティ番組『山荘ミーティング~バラの戦争~』に出演し、“えくぼの微笑み”で人気を集めた。ドラマ『淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)』『白い巨塔』(韓国リメイク版)、『清潭洞スキャンダル』『ある春の夜に』、映画『ムイ』『恍惚な秘め事』などに出演。舞台『ピンクのリップスティック』などにも出演し、女優として活動している。2025年5月に一般男性の実業家と結婚。
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