俳優チャン・グンソクが格別な料理の実力を披露した。
去る5月11日、チャン・グンソクは韓国で放送されたJTBCのバラエティ番組『冷蔵庫をよろしく』のアジアビッグマッチ対決でゲストではなく、シェフとして出演し、視線を釘付けにした。
この日、チャン・グンソクはアジアを代表するシェフ軍団とともにサプライズで登場した。
“アジアのプリンス”としてアジアのシェフたちの引率者を自任したという彼は、「家で磨き上げた実力を見せる」として、キム・プンシェフに挑戦状を差し出した。特に、彼はアジア50位以内に入ったシェフだけが着用できる赤いスカーフの代わりに、ピアノのカバーをかけ、スタジオを爆笑させた。
また、前回の出演に続き、チャン・グンソクは辛さに自信を示した。辛いソースでいっぱいの歌手ジェジュンの冷蔵庫を見た彼は、「自分好みだ」と叫ぶかと思えば、1番辛いソースに好奇心を持って挑戦したが、辛さを我慢しようとする姿で笑いを誘った。
ジェジュンの冷蔵庫の材料を選んだチャン・グンソクは、“辛いものの専門家”らしく、アジア最高の辛い料理を準備し、キム・プンシェフを対戦相手に指名した。料理開始前に彼は「目標は今日辛さで勝って、キム・プン作家に勝って、『冷蔵庫をお願い』も全部勝っていきます」として、自信溢れる抱負を明らかにした。
本格的な対決が始まると、チャン・グンソクは笑わず真剣な姿でシェフたちも認めた上手な包丁さばきを披露した。パエリアを準備したという彼は、料理の特性上、調理時間が長くかかるところはレトルトのご飯で代替し、サフランの代わりにカレー粉を活用するセンスのある選択で人々の感嘆を誘った。
チャン・グンソクは周辺が騒がしいなかでも集中し、料理の実力を見せた。ここに余裕を持って調理過程と材料を説明する彼の姿は素敵で、キム・プンシェフの座を脅かすのに十分だった。
完成したチャン・グンソクの料理はジェジュンから絶賛され、ゲストの格闘家、秋山成勲(あきやまよしひろ、チュ・ソンフン)の好みにも完全に合っていた。
チャン・グンソクはジェジュンに選択され、キム・プンとの対決で勝利を手にした。これについて、彼は「良いスタートです。空いた場所を早くください。毎週待っています」と笑いに満ちた優勝の感想を残した。
このように、チャン・グンソクはセンスあふれる話術はもちろん、優れた料理の実力まで兼ね備えた多才な面で日曜日の夜を飾った。
なお、チャン・グンソクは来る6月18~19日に東京、7月22~23日に大阪でコンサート「TEAM H[RIGHT NOW 2025]」を開催予定だ。
◇チャン・グンソク プロフィール
1987年8月4日生まれ。1993年、6歳の頃に子供服のカタログモデルとして芸能界入りした。2001年に歌手BoAと共演したテレビCMで話題になり、2006年にドラマ『ファン・ジニ』に出演し知名度を確固たるものにした。同年に日本のホラー映画『着信アリ Final』に出演、2009年に放送されたドラマ『美男ですね』は日韓で熱い旋風を巻き起こし、「アジアのプリンス」の名で親しまれるように。2018年7月16日に社会服務要員として兵役を開始し、2020年5月29日に召集解除(除隊)となった。2023年にはYouTubeチャンネルを開設し、“プリンスらしからぬ”親しみやすさも反響を呼んでいる。
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