俳優のチャン・グンソクが“がん闘病”中の心境を明らかにした。
8月22日、YouTubeチャンネル「私はチャン・グンソク」では、「ブサイク主義の!! 人生? ビビるなX足(済州で起きたこと)」という映像が公開された。
先立ってチャン・グンソクは甲状腺がんの手術と闘病を告白している。昨年10月に診断を受け、今年5月に手術を行ったと知らせ、多くの心配と応援を受けた。
この日公開された映像は、手術後に知人と済州(チェジュ)に向かったチャン・グンソクの様子が収められている。
チャン・グンソクはがん闘病について、「最初は簡単に受け入れることができなかった。37年間、生きてきて、それなりに様々なことを経験したと思ったのに、なぜよりによって私に?誰かのせいにするほどの恨みの対象はなかった。ただ受け入れるしかない」と率直な心境を明らかにした。
チャン・グンソクは深夜2時半に出発し、木浦(モクポ)から船に乗って済州へ。済州の風景を満喫した彼は知人との会話中、「私はいつも、特に俳優や芸能人がテレビにたくさん出ない時、何をしながら生きていくのか(と思った)。私たちの職業は規則的なものではないので、一日をどのように過ごすのかという疑問があった」と明かした。
続いて、「退院後は家から5日間も出られなかったんだが、本当におかしくなったよ。以前から家の外に出なかった。もともと歩くのも好きじゃないし、散歩も好きじゃないから、家の外に出ることがない。ただテレビを見て、携帯を見て、ユーチューブを見て」と振り返った。
その後、済州で多様な経験をしたチャン・グンソクは、「今後、何が起きても全く怖くなかった。今まで私に起こったことよりも大きなことでなければ、大したことがないようにまた乗り越えれば良いだけだ。ビビるな。どうせ何とかして過ぎ去ることだから」と自分自身を励ました。
最後に、旅行で感じた点について、「生きながら何かを選択しなければならない時、過度に悩み、ためらうには、与えられた時間が十分ではないということ。そして肯定の力を信じること。結局はそれが私の人生を否定せず、後悔しないことができる唯一の方法だから。肯定の力を信じてみろ」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
なお、チャン・グンソク8月6日に公開されたNetflixのバラエティ番組『ザ・インフルエンサー』に出演している。
◇チャン・グンソク プロフィール
1987年8月4日生まれ。1993年、6歳の頃に子供服のカタログモデルとして芸能界入りした。2001年に歌手BoAと共演したテレビCMで話題になり、2006年にドラマ『ファン・ジニ』に出演し知名度を確固たるものにした。同年に日本のホラー映画『着信アリ Final』に出演、2009年に放送されたドラマ『美男ですね』は日韓で熱い旋風を巻き起こし、「アジアのプリンス」の名で親しまれるように。2018年7月16日に社会服務要員として兵役を開始し、2020年5月29日に召集解除(除隊)となった。2023年にはYouTubeチャンネルを開設し、“プリンスらしからぬ”親しみやすさも反響を呼んでいる。
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