SMエンターテインメント、営業利益109.6%増…新人ガールズグループのデビューやハローキティのコラボも

2025年05月07日 K-POP

SMエンターテインメントが2025年第1四半期の連結基準で、売上2314億ウォン(約231億4000万円)、営業利益326億ウォン(約32億6000万円)、当期純利益2429億ウォン(約242億9000万円)を記録したと明らかにした。

【写真】Hearts2Hearts、フレッシュな魅力

前年同期比で売上は5.2%増、営業利益は109.6%増となり、当期純利益はDEAR Uの持分取得などの影響で1852.4%の急増となった。

別途基準では、売上1655億ウォン(約165億5000万円)、営業利益413億ウォン(約41億3000万円)、当期純利益322億ウォン(約32億2000万円)で、前年同期比それぞれ21.5%増、105.2%増、94.1%増となった。

新譜アルバムの販売量は前年同期比で減少したものの、音源売上の増加やグローバルコンサートの拡大、MD/IPライセンス売上の増加が業績改善を牽引した。

第1四半期には、新人ガールズグループHearts2Hearts(ハーツ・トゥー・ハーツ)がデビューシングルで初動(発売後1週間)販売40万枚を突破し、新たなファンの形成だけでなく、世界中の音楽ファンからも好評を得た。

Hearts2Hearts
(写真提供=OSEN)Hearts2Hearts

また、練習生25人で構成された「SMTR25」は、コンテンツの公開だけでデビュー前から高い話題性を集めており、デビュー後の活躍への期待感が高まっている。

また、3月に持分を取得した「DEAR U」は、第2四半期から連結子会社として編入され、連結業績に反映される予定だ。テンセント・ミュージックとの協業による中国進出や、SM IPの出店拡大、グローバル地域およびIPの拡張加速などを通じて、中長期的なシナジー効果も期待されている。

MD/IPライセンス部門では、RIIZE(ライズ)のキャラクターポップアップストア、SHINee・キーとハローキティのコラボプロジェクトなど、多様なポップアップストアの開催やグローバルブランドとの協業を広げ、収益の多角化を実現した。

SHINee・キーとハローキティのコラボ
(画像提供=SMエンターテインメント)SHINee・キーとハローキティのコラボ

SMエンターテインメントは今年、アーティストたちの積極的なグローバル活動の推進と、二次IPビジネスの高成長を目標に、新たな成長動力の確保に一層注力する。

4月には、NCT WISHが2枚目のミニアルバムを発売し、デビュー後初のミリオンセラーを達成、自身の最高記録を更新した。また、EXOのカイが4枚目のミニアルバムを発表し、「ワールドクラス・パフォーマー」として活発な活動を続けている。

5月には、RIIZEの初フルアルバム、Red Velvetのアイリーン&スルギのミニアルバム、SHINeeのシングルなどが発売され、続いてNCT・ドヨンの2枚目のソロアルバム、Hearts2Heartsのシングル、aespaのシングルも公開される予定だ。

RIIZE
(写真提供=OSEN)​​​​​​RIIZE

第3四半期には、デビュー20周年を迎えるSUPER JUNIORのフルアルバムや、NCT DREAMの新たなフルアルバム、aespaのミニアルバムなど、多彩なアーティストによる新譜のリリースが続く計画だ。

また、カイのソロコンサートツアー、RIIZEのデビュー初のコンサートツアー、Red Velvetアイリーン&スルギのコンサートツアー、NCT DREAMの第4回コンサートツアーなどが、世界各地の主要都市で開催され、グローバルファンと触れ合う予定だ。

チャン・チョルヒョク共同代表は、「新たなIPの早期定着と、IPの収益化戦略が合致して成長が見られた」と述べ、「今後も『SM 3.0戦略』を基盤に、IPビジネスの多角化とグローバル市場拡大の加速を推進し、売上成長と収益性改善を土台に質的成長を継続していく」と語った。

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