ドラマ『怪物くん』で嵐の大野智とも共演した格闘家のチェ・ホンマンが活動再開を宣言した。
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チェ・ホンマンは最近、YouTubeチャンネル「BDNS」を通じて活動再開を明らかにした。
2000年代初頭に日韓で絶大な人気を誇り、“テクノ・ゴリアテ”の愛称でも親しまれたチェ・ホンマン。2010年には大野智主演の日本テレビ系ドラマ『怪物くん』にフランケン役で出演して注目を集めた。
だが、2011年に女子大学生への暴行疑惑が浮上すると、最終的には不起訴処分となるもイメージに大ダメージを負い、以降はメディア露出が激減してしまう。
その後、2021年には日本のバラエティ番組に出演し、大阪在住であることを告白。すると、放送後に誹謗中傷が殺到し、「人前に出ることに恐怖を感じるようになった」と明かした。
最近は故郷・済州島(チェジュド)の山間部で、静かに生活を続けていることが伝えられていた。
そんなチェ・ホンマンの復帰舞台となったのが、登録者数約197万人を誇るYouTubeチャンネル「BDNS」の人気トークコンテンツ「タクデ」だ。
「タクデ」にはこれまで、俳優ハ・ジョンウやBLACKPINK・ジスなど韓国の代表的スターが多数出演している。そのコンテンツにチェ・ホンマンも参戦し、ユーモアかつ誠実な姿で活動再開を公式に宣言した。
動画のオープニングから独特な存在感を放ったチェ・ホンマンは、「長い間人々の関心を受けて感謝しただけに、寂しく大変な時間もあった」と率直な心境を明かす。
続けて、「この数年間は一人だけの時間を持ち、自分自身を振り返ってみた。これからはもう一度やり直したい」と、表舞台への復帰に対する確固たる意志を示した。
チェ・ホンマンは過去の格闘家時代の活躍を振り返るとともに、近況や今後の計画も素直に告白。個人YouTubeチャンネルの開設計画も明らかにし、「暗殺者」という独特なチャンネル名のアイディアも出すなどして視聴者の笑いを誘った。
チェ・ホンマンの活動再開は、韓国でもSNSを通じて反響を呼んでいる。
チェ・ホンマンが最近開設したインスタグラムは、たった1本の動画で1000万回再生を記録する爆発的な関心を集めた。動画は一般人の手と自身の手を比較したり、持ち前の独特なリアクションを見せたりする内容だが、これらがファンの熱い反応を得ている。
“テクノ・ゴリアテ”の愛称に見劣りしないフィジカルと魅力を依然として持ち合わせるチェ・ホンマン。「タクデ」ではセーム・シュルト戦での伝説的な勝利、エメリヤーエンコ・ヒョードルとの対決、日本での番組出演や格闘家としての活動など全盛期のエピソードを明かし、現在も格闘技に対する情熱を抱いていることを伝えた。
チェ・ホンマンは「やり直したい。まだお見せするものがたくさんある」と語った。この一言は単なる意志表現を超え、格闘技、バラエティ、SNS含めて新しい時代に合う方式でファンと交流しようとするチェ・ホンマンなりの宣言だった。
華やかだった過去を乗り越えて、“第二の全盛期”を準備するチェ・ホンマンの歩みに、ファンの関心が集中している。
過去の栄光にしがみつくことなく、今この瞬間も絶えず“進化”し続けているチェ・ホンマン。彼の誠実な活動再開宣言は、それだけで多くの人々に感動をもたらし、今後繰り広げられる新たな歩みに対する期待感を十二分に高めている。
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