ガールズグループWonder Girls出身のヘリムが、香港の実家を初公開した。
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4月30日に韓国で放送されたバラエティ番組『スターパパ奮闘記！スーパーマンが帰ってきた』（KBS2TV）では、ヘリム一家が香港の実家を訪れる様子が描かれた。
ヘリムは第二子を出産した後、長男のシウと夫のシン・ミンチョルとともに実家を訪れた。韓国語、英語、広東語の3か国語を操るヘリムは、「学生時代を香港で過ごし、両親や親戚もまだ香港に住んでいる。私にとって香港は“実家”」と説明した。
飛行機の中でヘリムは、「広東語を練習してみようか？」と言いながら、「ありがとう」「こんにちは」「すみません」などの表現を息子シウに教えた。
すでに“語学の天才”“運動の天才”として番組で何度も紹介されたことがあるシウは、広東語をすぐに真似て話す姿を見せ、周囲を驚かせた。シン・ミンチョルも「シウは本当に語学の天才だ」と感心しながら息子を見つめた。
香港に到着した一家は、ヘリムの父と母の歓迎を受けた。初めて公開する香港の実家について、ヘリムは「緊張する」と心境を明かした。実家は、ジム、屋内・屋外のプール、室内体育館まで備えた高級マンションで、キッチンの狭さが特徴の香港住宅を韓国式の広いキッチンにリフォームした、3部屋2バスルームの清潔感ある室内が公開された。
これを見たタレントのパク・スホンは「ヘリムは“金のスプーン（裕福な家の子）”だったんだね！」と驚きを見せたが、ヘリムは「IMF危機で不動産価格が暴落した時に両親が買った家で、それが10倍に値上がりした」と謙虚に語った。
さらに、「窓際の場所を机として使っていて、JYPのオーディション結果をそこで確認したのを覚えている」と思い出を語った。へリムの母は「この部屋は元々ヘリムの寝室だった。娘婿もここで泊まったことがある。でも今はドレスルームになった」と紹介した。
現在、テコンドー道場で弟子を育成しているへリムの父は、「当時は経済的に苦しくて、長男を田舎のおじいさんのもとへ預けて泣いたこともあった」と振り返った。
へリムの母は「シウが道場で走り回る姿を見ると、私たちが道場に住んでいた頃を思い出す。家賃、道場の月謝、何もかも払わなければならず、30年前は毎月1000万ウォン（約100万円）もかかって、どうしても耐えられず道場で暮らした。台所がなかったので、トイレで料理していた」と語り、皆を驚かせた。
これに対してヘリムは、「あのときのことを覚えている。寝ていると天井からネズミの鳴き声や走る音が聞こえた」と話しながらも、「今ではそれも思い出」と語り、両親の目に涙を浮かべさせた。
（記事提供＝OSEN）
◇ウ・ヘリム プロフィール
1992年9月1日生まれ。JYPエンターテインメント初のガールズグループとして2007年2月にデビューしたWonder Girlsに、2010年2月に新メンバーとして合流しデビューした。2017年2月のグループ解散後、2020年7月にテコンドー選手のシン・ミンチョルと結婚。2022年2月には第一子となる息子を出産。2024年6月には第二子の妊娠を発表した。
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