韓国の報道ドキュメンタリー番組『それが知りたい』が、突然この世を去ったキム・ウンソさんの死を取り上げる。
本日（4月5日）放送されるSBSの『それが知りたい』では、有名インフルエンサーの死に隠された衝撃的な秘密を追う。
フィットネス系ユーチューバーであり、数十のフランチャイズ加盟店を持つ会社の代表として成功街道を歩んでいたキム・ウンソさん。36歳の彼が突然亡くなったというニュースが伝えられたのは、今年2月3日のことだった。
その日の午後、死亡したキム・ウンソさんを発見し、警察に通報したのは元同棲相手のホン・ジュヨン（仮名）氏だった。彼女は、キム・ウンソさんが「事故死」したとし、故人のSNSに訃報を投稿した。
これが騒動の発端だった。
その後、キム・ウンソさんの会社が「心臓麻痺による死」と追悼の文を掲載すると、死因をめぐる様々な憶測が飛び交った。薬物による死亡ではないかという疑惑まで浮上するなか、葬儀の準備は混乱の中で始まったが、その日の夜12時、さらなる衝撃が人々を襲った。
キム・ウンソさんのYouTubeチャンネルに、生前に書き残したと思われる文章が投稿されたのだ。
「大規模な詐欺を働いたキム〇〇氏。死んでもあなたを恨み、呪います」
キム・ウンソさんはこの文章を通じて、自ら“極端な選択”をしたことをほのめかした。彼が突然この世を去った理由とは何だったのか。そして、名指しで糾弾された「キム〇〇氏」とは何者なのか。
ところが、この遺書は夜12時に投稿されてから、わずか4分後に削除されたという。削除したのは、キム・ウンソさんの携帯電話を所持していた元同棲相手ホン・ジュヨン氏だった。
彼女はなぜ彼の死を「事故死」と伝え、遺書まで削除したのだろうか。
キム・ウンソさんの家族が連絡を受けて葬儀場に到着したとき、ホン・ジュヨン氏は喪主として振る舞っていたという。さらに驚くべきことに、キム・ウンソさんの最後のメッセージで“呪いの対象”として言及されたキム〇〇氏も、ホン氏の依頼で喪服を着ていたというのだ。
家族の抗議によって一悶着が起きた後、2人はようやく葬儀場を後にしたという。
「キム・ウンソ氏を死に追いやったのが私だなんて…。彼がガスライティング（精神的に支配・操作すること）されるような性格じゃないのに、あきれてしまいました」（ホン・ジュヨン）
騒動の中心に立たされたホン氏がカメラの前に姿を見せた。キム・ウンソさんの異変を事前に察知しながらも止めなかったとの非難を受け、「冤罪だ」と訴える彼女。彼女はキム・ウンソさんの死についてどこまで知っていたのか。
また、キム・ウンソさんに名指しされたキム〇〇氏と彼女の関係とは何だったのか。なぜその人物に喪主の役割を任せたのか。
突然の死に大きな衝撃を受けたキム・ウンソさんの父親は、息子の携帯電話をフォレンジック（データ解析）し、1700件に及ぶ通話録音を復元したという。そのうち、ホン氏との通話430件をすべて聞いた父親は、驚愕の事実を知ることになったと語る。
キム・ウンソさんの死の真相と、その裏に隠された秘密とは一体何なのか。
『それが知りたい』は韓国SBSで、4月5日夜23時10分から放送予定だ。
（記事提供＝OSEN）
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