歌手兼女優のIUが、自身に向けられた政治的批判について心境を明かした。
IUは2024年12月、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の弾劾を求める集会に参加したファンのために、食べ物や飲み物を事前決済したことが一部の極右層から批判され、“左派IU”というレッテルを貼られる事態となった。
Netflixシリーズ『おつかれさま』の最終回インタビュー(4月2日)で、IUはこの論争について「悲しい気持ちはあるけれど、受け止めなければならない部分でもある」と率直な立場を語った。
IUは「悲しいという表現が間違っているわけではないけれど、私自身はその映像やコメントなどを直接見たことはない。“なぜ私だけがこんなことを言われるの?”と感じたこともない」とし、「そういったことも含めて、受け入れるべきことだと思う」と淡々とした様子で話した。
続けて「そうした反応も、私に対する関心の表れだと思っている」とし、「それ以上に、私のことを好意的に見てくださる方が多いことも分かっている。人生で不当だと感じた瞬間がなかったと言えば嘘になる」と付け加えた。
また、IUは過度な誤解や歪曲に対しては制裁が必要だという考えも示した。「ただし、深刻に一線を越えるような表現や、事務所としても“これは看過できない”というレベルの誤解がある場合には、制裁が必要だと思う」と語った。
正常な批判と悪質なデマを明確に区別し、批判には耐えるが、度を越した噂には毅然とした態度を示した形だ。
一方、IUは『おつかれさま』の大ヒットについて「本当に幸せ」とし、「応援メッセージもたくさん届いているし、連絡を取っていなかった人たちからも連絡が来るほど、全世代から共感を得ている気がする」と笑顔を見せた。
さらに最近の報道では、IUが山火事被災地に2億ウォン(約2000万円)を寄付していたことが明らかになり、その善行にも注目が集まっている。
一部のネットユーザーからは、「極右の本拠地かもしれない被災地に巨額の寄付をしたというのは、器の大きさを示している」「イデオロギーではなく国民のための行動で善良な影響力を発揮している」といった声も上がっている。
◇IU プロフィール
1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。
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