知人女性への暴行容疑で懲役刑を宣告され、出所したボディビルダーのファン・チョルスンが、妻との暴露合戦を繰り広げている。
3月20日、ファン・チョルスンはインスタグラムのストーリーで、妻に対する怒りを爆発させた。「罪を犯すことは家族に迷惑をかけるのではなく、チャンスを与えることだったのか」と皮肉を込めたメッセージを投稿。続いて「自分の財産は消え、名義だけが残って借金が増えた。妻は“フル整形”して面会にも来ず、飲み会や男たちとのパーティー三昧。たまに届く手紙や面会のときは、罵詈雑言ばかりだった」と綴った。
さらに、「“更生して報いる”という言葉も無視され、周囲が合意のために送った金まで中抜きされた」「“まだ出所させるべきじゃない”と主張して、まるで自分の権限のようにすべての連絡を遮断。遊びまわりながら、僕の関係者の接見も妨害してきた」と述べ、妻の行動に不信感をあらわにした。
そして、出所当日も妻は朝まで酒に酔って迎えにも来ず、夜には「まだ整理しきれていなかった」という“他の男たち”からの連絡が相次いだと主張。そして「家も失い、手元に何もない状態で“離婚しよう”と言われた」と吐露した。
特に波紋を呼んでいるのは、「夫が罪を犯したからって、尻や鼻、胸まで整形してクラブに通って旅行していいのか。僕が出所できないように仕向けておいて、悪口だけ言うべきではなかった」といった過激な内容だ。また、「子どもの名前まで勝手に変えられていた。父親が誇れなければ、勝手に改名してもいいのか」と、親権や子どもに関する問題にも踏み込んで言及している。
この一連の投稿をメディアが報じると、ファン・チョルスンの妻も反応し、インスタグラムに「今日も“小説”ね。いつも笑わせてくれるわ」と投稿した。挑発とも受け取れる短い言葉で、夫の主張を笑い飛ばすような姿勢を見せた。
ファン・チョルスンと妻は2020年に結婚し、2人の息子を授かった。しかし家庭内の防犯カメラ映像が公開されたことをきっかけに不仲説が浮上。2022年には妻の不倫を疑う投稿を行い、波紋を広げた。その後、離婚協議に入った2人は、互いに私生活を暴露し合う“泥沼劇”を繰り返してきた。
ファン・チョルスンはかつて、tvNのバラエティ番組『コメディ・ビッグリーグ』に出演し、“ジンマン”というキャラクターで人気を得た。だが、暴行や飲酒運転など、たび重なる不祥事を起こしたことでも知られる。2015年にはソウル江南(カンナム)の飲食店で暴行事件を起こし、懲役6カ月・執行猶予1年の判決を受けた。また2021年には、路上で自身を盗撮した市民を暴行。こちらは、のちに和解したと伝えられた。
そして極めつけは、女性への過度な暴行だ。2023年10月、全羅南道・麗水(チョルラナムド・ヨス)市内の屋外駐車場で、知人女性の顔や頭部を20回以上も殴打、足蹴にしたとして起訴されることに。一審では懲役1年の実刑判決が下され、法廷拘束されていたが、控訴審で懲役9カ月に減刑され、2025年1月に出所した。
(記事提供=OSEN)
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