台湾ファンミーティングの開催可否に注目が集まっていたキム・スヒョンだが、最終的に延期すると発表された。
【写真】未成年か?キム・スヒョン、生前のキム・セロンさんにキス
今年2月にこの世を去ったキム・セロンさんにまつわる騒動が世間を賑わせている。最近では彼女の元交際相手とされる男性も登場し、再び波紋が広がっている。
そんななか、ファンミーティングが「中止」ではなく「延期」とされた背景には、13億ウォン(約1億3000万円)にも及ぶ違約金が理由ではないのかという憶測も飛び交っている。
騒動の発端は、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」による「キム・セロンさんは15歳の頃から約6年間、キム・スヒョンと交際していた」という主張だ。さらに、2022年にキム・セロンさんが飲酒運転事故を起こして活動休止していた際、経済的に困窮していたにもかかわらず「キム・スヒョンから借金7億ウォン(約7000万円)の返済を迫られていた」と暴露した。
これに対し、キム・スヒョン側はキム・セロンさんとの過去の交際自体は認めたものの、「交際当時、彼女は成人していた」と説明し、借金の返済要求については「事実無根」と否定。現在、両者の主張は真っ向食い違っており、真偽をめぐる論争が続いている。
ただ、キム・スヒョンへの影響は深刻で、収録済みのバラエティ番組『Good Day』は登場シーンの編集、そして4月よりDisney+で配信予定だった主演ドラマ『ノックオフ』は公開が無期限延期となった。また、彼を起用していた広告も次々と契約を解除するなど、“キム・スヒョン離れ”が進行中だ。
25日には、キム・セロンさんの元恋人を名乗る男性がメディアを通じて騒動に言及。「キム・セロンさんの死に関与した“ニューヨークの男”がいた」と発言し、彼女の生前の行動をめぐる新たな疑惑が浮上した。この男性は、キム・セロンさんと遺族が生前、あまり親密でなかったとも主張し、騒動の核心を改めて揺さぶっている。
こうした騒動のさなか、キム・スヒョンは台湾・高雄で行われるファンミーティングに出演予定だった。現地の報道によると、ファンミーティング自体は桜祭りの一部で、参加費は無料とされていた。だが、もしもイベントが中止になれば、違約金は約1億3000万円に達する可能性があるという。
そのため、イベント側は開催を強行する可能性も取り沙汰されていたが、25日に台湾セブンイレブンの公式SNSで「キム・スヒョンのファンミーティングは中止となった」と正式に発表。払い戻しも行われる予定だと明かした。
続いて、主催側が「キム・スヒョンは不参加だが、桜祭り自体は予定通り開催される」と伝えた一方、同日夜にはキム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストが「安全上の理由により、台湾でのイベントは延期された」と発表している。
この「延期」という表現の裏には、13億ウォンの違約金問題が関係しているのではないかという見方も浮上している。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇っている。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
前へ
次へ