『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督が、『007』のジェームズ・ボンドを卒業したダニエル・クレイグ主演で作ったラブストーリー『Queer(原題)』の邦題が『クィア/QUEER』に決定。併せて、日本版ポスタービジュアルと予告編映像も解禁となった。
『君の名前で僕を呼んで』『チャレンジャーズ』のルカ・グァダニーノ監督の最新作にして、『007』シリーズのダニエル ・クレイグが主演を務める同作は、50年代アメリカのビート・ジェネレーションを代表する作家ウィリアム・S・バロウズの自伝的同名小説を、『君の名前で僕を呼んで』で繊細で切ない恋心を描いたルカ・グァダニーノが描き出す。
007シリーズのボンド役とはまるで違う表情で主人公リーを演じたダニエル・クレイグと新星ドリュー・スターキーが魅せる、この不器用でどこまでもピュアな恋の物語は、2024年の第81回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎え、第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューで作品トップ10に選出&ダニエル・クレイグが主演男優賞を受賞。第82回ゴールデングローブ賞でも、主演男優賞(ドラマ部門)でノミネートされるなど、多くの映画賞を賑わせせた。
今回、解禁された日本版ポスタービジュアルは足がそっと添えられている印象的なカットを全面に使用。予告編にも使用されている、「みっともないほど、君に触れたい」という痛切な思いが込められたセリフがキャッチコピーとして使われており、表情は見えなくとも狂おしいほどに恋をし、相手を求めるリーの切々とした感情が伝わってくる。
映画はギャガ配給にて、5月9日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開となる。
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