LE SSERAFIMが本日（14日）カムバックする。
LE SSERAFIMの5thミニアルバム『HOT』は、愛するものに全身全霊を捧げる姿勢を込めたアルバムだ。
ロックとディスコを取り入れたポップジャンルのタイトル曲『HOT』をはじめ、韓国語、英語、日本語のナレーションが印象的な『Born Fire』、今感じる感情に素直に反応し、この瞬間を楽しもうという『Come Over』、苦しみを受け入れ、その中から美しさを見つけ出す『Ash』、チェウォン、ユンジン、ウンチェが作詞・作曲に参加し、大胆に愛に飛び込もうと語る『So Cynical（Badum）』まで、全5曲が収録された。
アルバムトレーラー、コンセプト写真5種、ハイライトメドレー、ミュージックビデオティーザーなど、多彩なコンテンツが大きな話題を集めるなか、彼女たちのアルバムが期待される3つの理由を挙げてみた。
3部作の完成
『HOT』は、昨年2月に発売された3rdミニアルバム『EASY』、8月に公開された4thミニアルバム『CRAZY』に続く3部作の最終章だ。2023年から企画されたこの3部作プロジェクトでは、授賞式や前作のコンテンツの至る所に次のアルバムのヒントを散りばめるなど、長い時間をかけて準備された。
『EASY』ではステージ裏の不安や葛藤を描き、『CRAZY』ではその不安に呑み込まれるのではなく、すべてを投げ出して狂ってみようと語った。そして『HOT』では、そこからさらに一歩進み、愛するものにためらいなく飛び込み、燃え上がり、結果がどうであろうと迷わない姿勢を描くことで、LE SSERAFIMの内面がより強固になっていく過程を表現する。また、『EASY』と『CRAZY』が連続して米ビルボードのメインソングチャート「Hot 100」にランクインしたことから、『HOT』の成績にも期待が集まる。
デビュー後初の“ラブソング”タイトル曲
タイトル曲『HOT』は、ユンジンが制作に参加した楽曲で、LE SSERAFIMの歴代タイトル曲の中で初めて「愛」をテーマにしている。
「君はまるで奇跡のような存在で、私にまた夢を見させる」「Don’t be afraid 疑いはない手をつないで」などの歌詞が相手の存在を強調し、結末が分からなくても好きな相手のために全てをかけて飛び込もうというメッセージが込められた。メンバーたちは、こうした歌詞がしっかり伝わるよう、愛する気持ちを込めて録音に力を入れた。歴代タイトル曲の中でも特に叙情的なメロディーが印象的だ。
さらに、新しいパフォーマンスも注目ポイントとなる。『EASY』ではオールドスクールHIPHOP、『CRAZY』ではヴォーギングを披露したが、今回は特定のダンスジャンルにとらわれず、楽曲の感性やメンバー各自の個性を生かした振付で視線を引きつける予定だ。
「ワールドクラス」を証明するグローバルなコラボ
LE SSERAFIMは、世界的なミュージシャンや企業とのコラボレーションを続けている。タイトル曲のクレジットには、『UNFORGIVEN（feat. Nile Rodgers）』でタッグを組んだFeli Ferraroをはじめ、多くのヒット曲を手掛けたAli Tamposiらが名を連ね、注目を集めた。
さらに、イギリスの有名バンドJungleのJ Lloyd、Lydia Kittoが収録曲『Come Over』に参加し、Jungle特有のヴィンテージな雰囲気と5人のファルセットが調和した楽曲を完成させた。また、Blizzard Entertainmentのチーム対戦型無料アクションゲーム『オーバーウォッチ2』のトレーラーでは、新譜収録曲『So Cynical（Badum）』の一部を先行公開した。2023年の『Perfect Night』ミュージックビデオの共同制作に続く2度目のコラボレーションとなる。
そんなLE SSERAFIMは、3月13日に「LE SSERAFIM COMEBACK SHOWCASE ‘HOT’」を開催し、ファンにパフォーマンスを先行公開した。
さらに、14日からはソウル・聖水洞（ソンスドン）のPLAZ2で、新譜のメッセージを盛り込んだポップアップストア「LE SSERAFIM 2025 S/S POP UP - THE HOT HOUSE」が開催される。
（記事提供＝OSEN）
◇LE SSERAFIMとは？
BTSらを擁する韓国の大手芸能事務所HYBEが傘下レーベルSOURCE MUSICと共にローンチした初のガールズグループ。IZ*ONEメンバーとして活躍したキム・チェウォンと宮脇咲良を筆頭に、カズハ（日本人メンバー）、ホ・ユンジン、ホン・ウンチェらで構成された。2022年5月2日にデビューアルバム『FEARLESS』をリリースしてデビュー。直後にメンバーが1人脱退して5人組となったが、韓国はもちろん、年末にはNHK紅白歌合戦にも出場するなど日本でも話題となった。2023年1月25日、正式に日本デビューを果たした。
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