MCモンが、THE BOYZのカムバック活動に対するファンの懸念について言及した。
3月12日、MCモンは自身のSNSに、「THE BOYZを愛するTHE B(THE BOYZファン)の皆さんへ」というタイトルの文章を投稿した。
MCモンは、「(THE BOYZ所属事務所)One HundredのCVO(最高ビジョン責任者)であり、音楽プロデューサーのシン・ドンヒョン(本名)」と紹介し、「現実的かつ理想的でありながら、ファンの求めるニーズを細やかに見つけ出すことは何か?という問いに、私は常に悩み続けている。その結果、いくつかの誤解を解きたい」と切り出した。
続いて、「THE BOYZに私が約束したのは、ファンへの恩返しはたった一つ。毎日努力し、ボーカル練習をし、作詞作曲をしなさい、ということだった」として、「THE BOYZのメンバーは私に、“こんなに自分たちのやりたい音楽を信じて、自由にやらせてくれる事務所は初めてだ”と言ってくれた。それ以上に価値のあるストーリーはないし、それ以上に美しい詩はない」と語った。
さらに、「権利や利益を奪うような行為を嫌悪し、誰よりも透明で誠実でありたいという思いで、チャ・ガウォン会長と共にOne Hundredを設立した」「私たちがまるでアーティストを盾にして争っているように見えるかもしれないが、それは決して違う。私たちはアーティストの権利を守るために誰よりも努力する」と強調した。
なおOne Hundredは、最近、所属アーティストとKBSの番組出演を巡る対立が浮上していた。
One Hundredは、EXO・シウミンが音楽番組『ミュージックバンク』(KBS2)への出演が難しかったと明かし、「(シウミンの古巣である)SMエンターテインメントの圧力やKBSの影響でシウミンの出演が阻まれた」と主張。この騒動をきっかけに、One Hundred所属のアーティストが次々とKBSの番組出演をボイコットする事態へと発展した。
この影響を受け、3月17日にカムバック予定のTHE BOYZファンの間では、「所属事務所と放送局の対立によってアーティストが被害を受ける」と懸念の声が高まる事態に。一部のファンは事務所に弔花を送り付け、不満を示した。
今回のMCモンの発言が、ファンの不満を鎮めることができるのかは不透明だ。KBSとの対立や番組出演の問題がどのように解決されるのか、またTHE BOYZのカムバック活動にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向が注目される。
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