訃報相次ぐ韓国芸能界、暴露系ユーチューバーに元K-POPアイドルが提言「私も被害」と強い不快感

2025年03月12日 話題

元AOAのクォン・ミナが、芸能人のプライバシーを暴露するユーチューバーの活動制限を求める国民請願に賛同したことを報告した。

【写真】クォン・ミナ、ホテルの禁煙室で彼氏とタバコ吸って炎上

3月11日、クォン・ミナは自身のインスタグラムに1枚の画像を投稿した。「『芸能専門記者のYouTubeチャンネル活動による芸能人の自殺被害を防ぐため、国会レベルでの強力な規制を求める請願』に対する同意手続きが完了しました」というメッセージが記載されている。

この国民請願は、女優のキム・セロンさんが亡くなった今年2月に登録されたもので、元芸能記者のユーチューバーが行うプライバシー暴露が、彼女を含む多くの芸能人に被害を与えていると批判する内容が盛り込まれている。

また、「ユーチューブ/ユーチューバーに対する基本的な資格条件を設定し、彼らが発信する動画や情報に対して、既存のマスメディアと同等の規制基準を設けるべき」と求めている。

「ただ傷ついて泣いていた」

クォン・ミナはキム・セロンさんの訃報が報じられた直後、SNSに「彼女とは一度も会ったことがないので慎重にではあるが、私自身も過去に何も知らない人間がデタラメを言いふらす被害に遭ったことがある」と述べ、暴露系ユーチューバーの活動に強い不快感を示したことがある。

クォン・ミナ
(写真=クォン・ミナInstagram)

また、「まるで長年にわたって私たちを見守ってきたかのように、事実と異なる話を“これは真実だ”と洗脳する動画を作るのは耐えられない。見ていられず途中で再生を止めた」と吐露。続いて「当時は怖くて何も言えず、ただ傷ついて泣いていた。精神的に追い詰められて、本当に限界を感じた」と苦しみを明かした。

さらに、「事実を伝えることもあるかもしれないが、それによって被害を受ける人が多いのも事実。再生回数を優先するのではなく、相手の立場も考えて慎重に発信してほしい」と訴えた。

最近、キム・セロンさんの死を巡って新たな主張が浮上したなか、10日には歌手フィソンの突然の訃報が伝えられた。芸能人の私生活を暴露する悪質なYouTubeチャンネルが続々と立ち上がるなか、こうしたコンテンツが精神的な負担を与え、最悪の結果を招く可能性があるという指摘が改めて注目されている。

なおクォン・ミナは最近、皮膚科のカウンセリングマネージャーとして新たなキャリアを歩み始めたと。「皆さんから芸能活動やユーチューブ活動についても多く質問をいただくが、所属事務所とともにライブ配信など前向きに検討している」と述べ、今後の芸能界復帰の可能性も示唆した。

◇クォン・ミナ プロフィール

1993年9月21日生まれ。2012年7月にガールズグループAOAのメンバーとしてデビューした。2019年にAOAを脱退し、女優に転向。ドラマ『本当に良い時代』『お願い、ママ』『病院船~ずっと君のそばに~』などに出演した。しかし2020年7月、なんの前触れもなく、AOA活動当時、リーダーのジミンから継続的に嫌がらせを受けていたと暴露して波紋を呼んだ。騒動の余波でジミンはAOAを脱退した。

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