女優パク・ハンビョルが6年ぶりにバラエティ番組に出演する。TV朝鮮の『パパと私』の制作陣は「俳優パク・ハンビョルが『パパと私』に出演する」とし、「すでに収録は終えており、父親との日常を公開する予定だ。ただし、放送日程は調整中」と明らかにした。
【画像】「女性と寝ることに狂った人間」チョン・ジュニョンの“素顔”
シーズン2の放送を控えた『パパと私』は、誰よりも近い存在でありながら、時には誰よりも遠く感じる父と子が、心のわだかまりを打ち明け、互いに理解し、許し合う時間を持つ番組。パク・ハンビョルは元サッカー選手のパク・チェファの一人娘であり、彼女の父親は選手生活を経て、聖地中高校のサッカー部監督、礼山FCの監督、ソウル市庁の監督などを歴任した。これまで父娘がバラエティ番組に共演したことはほとんどなかったため、関心が高まっている。
パク・ハンビョルは2017年、夫であるユ・インソク元ユリホールディングス代表が「バーニングサン事件」に関連していた騒動が持ち上がり、すべての芸能活動を中断するしかなかった。
この事件は芸能界を超えて社会的にも大きな波紋を呼び、彼女は女優としての活動を継続することができなくなった。彼女は二人の息子を連れて済州島(チェジュド)へ移住し、静かに暮らしていた。
当時、横領や性接待などの事件に巻き込まれ、「夫の騒動を妻が知らなかったのか?」という疑問から逃れることはできず、誹謗中傷や否定的な視線が集中したためだった。
2019年のMBCドラマ『悲しいとき愛する』以降、芸能活動を中断したパク・ハンビョルは、済州島でカフェを開業し、オーナーとして第2の人生を歩み始め、SNSを通じて少しずつ交流を再開した。
パク・ハンビョルは昨年12月、CHANエンターテインメントと専属契約を結び、本格的な活動再開を発表した。また、ショートフォームドラマを通じて俳優業にも復帰することを明かした。さらに、『パパと私』など6年ぶりとなるバラエティ番組出演も決まり、どのような姿で登場するのか注目されている。
だが、「バーニング・サン事件」に対する大衆の怒りが依然として続く中、夫の影響で議論の中心に立たされた女優が、家族中心のバラエティ番組を選択した点も、さらに論争を招いている。
コミュニティの反応を見ると、否定的な意見が多い。
メディア出演そのものが大衆に大きな影響を与えるため、放送活動に先立ち、様々な議論を払拭することが優先されるべきだという声が上がっている。
また、番組出演を通じて過去の問題を覆い隠そうとする「イメージ洗浄」ではないかとの疑念もある。一方で、夫の過ちが無差別にパク・ハンビョルへと向けられるのは正しくないとし、彼女を擁護する立場も存在する。ある芸能関係者は「こうした論争の中で復帰して成功したケースは少ない」と指摘した。
パク・ハンビョルが夫に関する問題を明確に解決しない限り、むしろ番組出演が逆風となる可能性があるとの懸念もある。そのため、彼女が追加の立場表明を行うかどうかも注目されている。
『パパと私』への出演が、パク・ハンビョルにとって再起の足掛かりとなるのか、それとも夫の過去の問題が再び浮上するきっかけとなるのか、世間の期待と不安が交錯している。
■出所した元BIGBANG・V.Iの“熱愛説相手”が話題…有罪の夫を持つパク・ハンビョルとも親交?
前へ
次へ