ドラマ『梨泰院クラス』原作者、作品の無断使用について立場表明

俳優パク・ソジュン主演の大人気ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』のウェブ漫画を描いた原作者のチョ・ガンジンが、「ホン・セロイ」論争についてコメントを発表した。

第21代国会議員選挙に無所属で出馬したホン・ジュンピョ候補は、『梨泰院クラス』の主人公パク・セロイをもじった「ホン・セロイ」と自分を名乗り、公式SNSなどで広報活動を行った。それに対してネット民からは批判のコメントを寄せられた。

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これを受け、原作者のチョ・ガンジンは4月7日に自身のSNSを更新。

ホン候補の陣営関係者から「相談したい内容がある」と面談を求められたことに対して「次回作の準備で忙しいと、やんわり断ってくれ」と担当者に伝えていたトーク画面を投稿し、「著作権者である私は『梨泰院クラス』がいかなる政治的立場も持たないことを願います」と、改めて拒絶の意思を明らかにした。

彼の断固とした態度を見た『梨泰院クラス』ファンの支持も一層強まった。

ファンたちは「やっぱりレベルの違う漫画家」「信条を持って断る姿が素敵です」「やっぱり政治家って…。公約を見直し、真心を伝えなければいけない時期に何をやってるんだ」というコメントを寄せている。

一方、ホン候補側は風当たりが強くなると、4月7日、何の公式謝罪もなく関連の掲示物をすべて削除した。

(写真=チョ・ガンジンSNS)

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