菅田将暉、生田斗真との共演経験もある俳優/映画監督のヤン・イクチュンが、後輩への暴行疑惑で嘘発見器による調査を受けると明かした。
3月5日午後、ヤン・イクチュンはソウル某所で、自身の暴行疑惑に関する記者会見を行った。
彼はこの場で、「残念な気持ちから後輩の頭を軽く叩いたが、それを暴行だと嘘をつかれた」とし、「私は申し訳ないと繰り返し謝罪したが、これが暴行になるのかと…。もしも裁判所で暴行だという結果が出たならば処罰を受ける。しかし、暴行だという主張は到底納得できない」と明らかにした。
ヤン・イクチュンによると後輩とはすでに会って話し合い、合意文を作成して和解したと認識していたという。だが、後輩が突然立場を一変したことで、当惑していると説明。「罪があるなら堂々と償う。真実や事実とは関係なく裁判に進み、仮に処罰が下されるならば受け入れるしかない。私は今、一人で対応しており、このように訴えるしか方法はない」と述べている。
そして「後輩に公開的にお願いしたい。最初に交わした合意書通りに追加の要求なしで整理できるなら、それを望む。A氏もこの意見に同意するなら、仲裁人を通じて伝えてほしい。私は金曜に検察で嘘発見器による取り調べを受ける。その日までに答えをくれ」と付け加えた。
ヤン・イクチュンによると、事件当時、店にはA氏を含め9人ほどがいたという。
一方、後輩は「受講料の話が出た際、発言を間違えると怒られるかもしれないと思い、『初めての講義だから無料でも大丈夫です』と言った瞬間、ヤン・イクチュン監督から20~30枚のA4用紙で何度も殴られた。屈辱的だった」と暴行を主張。
しかし、ヤン・イクチュンは「後輩が以前の私のように、自分を大事にできていない姿が気の毒で、『おいおい、大丈夫か?』という気持ちで軽くポンポンと叩いた。私自身も過去に貧しく、米と味噌だけで生き延びた時期があり、それを思い出した。だから、もどかしさからメモ用紙で軽く2回頭を叩いただけ」と反論した。
また、後輩は「“束”で殴られた」と主張しているが、ヤン・イクチュン側は「実際には、1枚ずつ切り取って使う15枚綴りのB5サイズのメモ用紙だった」とし、すでにそのメモ帳を証拠として警察に提出していることを明らかにした。
先立って2月10日、ソウル城北警察署はヤン・イクチュンを暴行容疑で立件し、捜査を進めていると発表。警察によると、ヤン・イクチュンは昨年12月13日、自身が運営するソウル城北区の居酒屋で、後輩の映画スタッフの頭を紙の束で何度も叩き、暴言を浴びせた疑いが持たれている。
警察は「昨年12月30日に告訴状が提出され、現在は捜査の最終段階にある。間もなく検察に送致する予定」と説明。その後、ソウル城北警察署はヤン・イクチュンを暴行容疑で在宅起訴(不拘束送致)したことを明らかにした。
当初、ヤン・イクチュンはA氏の主張に沈黙を貫いていたが、2月開催された映画『告白 コンフェッション』の記者会見および舞台挨拶で、「助けるつもりで会ったのに、告訴されることになるとは。A氏の主張は全て事実無根だ」と反論していた。
(記事提供=OSEN)
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