K-POP第4世代の代表的なガールズグループとして活躍するaespaとIVEの「妹グループ」が、いよいよデビューする。
彼女たちが第5世代の勢力図を塗り替える存在となるのか、注目が集まっている。
まず、aespa所属事務所SMエンターテインメントのHearts2Heartsは本日(2月24日)に1stシングル『The Chase』でデビューし、IVE所属事務所STARSHIPエンターテインメントのKiiiKiiiが3月24日にデビューする。
Hearts2Heartsは、ジウ、カルメン、ユハ、ステラ、ジュウン、エイナ、イアン、イェオンの8人組。SMがaespa以来5年ぶりに送り出す新ガールズグループということで、早くも期待が高まっている。
グループ名には、「多様な感情と真心からのメッセージを込めた、神秘的で美しい音楽の世界を通じて、グローバルなファンと心を繋ぎ、より大きな一つの存在へと進んでいく」という意味が込められている。
デビュー曲『The Chase』は、ミステリアスで独特な雰囲気を持つ楽曲。力強いベースシンセを軸に展開されるドラマティックなサウンドが特徴で、ヒットメーカーのKENZIEが作詞を担当した。
さらに、楽曲のコンセプトには童話『不思議の国のアリス』の世界観が取り入れられており、Hearts2Hearts独自の物語が展開される。
一方、STARSHIPがIVE以来、4年ぶりに送り出す新グループKiiiKiiiは、ジユ、イソル、スイ、ハウム、キヤの5人組。メンバー全員が韓国出身だ。
Hearts2Heartsが幻想的で神秘的な雰囲気を持つのに対し、KiiiKiiiは「どこに飛び出すか分からないZ世代の感性」を前面に押し出し、フレッシュでナチュラルな魅力を持つグループとして世に出る。
2月16日にはデビューシングル『I Do Me』のMVをユーチューブでサプライズ公開。正式デビューの1カ月以上前にMVを先行公開するという、異例のプロモーション戦略が話題を集めている。
Hearts2HeartsとKiiiKiiiが相次ぐデビューに、業界の関心が高まっている。aespaとIVEが第4世代を牽引してきたように、それぞれの「妹グループ」がどのような形で第5世代の音楽シーンを切り拓いていくのか、注目が集まる。
aespaは、昨年リリースした『Supernova』でメガヒットを記録すると、その後の『Whiplash』でも独自のメタルテイスト(鉄の味)を維持しながら連続ヒットを生み出している。
そしてIVEはデビュー曲『ELEVEN』を皮切りに、『After LIKE』『LOVE DIVE』『I AM』、最新曲『Rebel Heart』まで、リリースする楽曲が軒並み音楽チャートを席巻。“音源クイーン”としての地位を確立している。
Hearts2HeartsとKiiiKiiiがこの流れを引き継ぎ、第5世代の音楽市場でどのような成績を残すのか、大きな期待が寄せられている。
K-POP業界の関係者は次のように分析する。
「両グループとも、“鉄の味”のaespa、“ナルシズム世界観”のIVEとは異なる方向性で展開されると予想される。どちらもアイドル名門と呼ばれる大手芸能事務所が、長い準備期間を経て送り出すガールズグループであることから、関心度が非常に高い。新たなガールズグループの登場は、K-POPシーンに新たな活力をもたらすだろう」
果たして、Hearts2HeartsとKiiiKiiiは、aespaとIVEに続く“新たなトップグループ”へと成長できるのか。K-POP第5世代の幕開けを飾る彼女たちの動向に、ますます注目が集まる。
■【写真】Hearts2Hearts、"ビジュアルグループ"の誕生
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