日本で急逝した台湾女優の韓国人夫、妻の葬儀終わる前に帰国?中国発フェイクニュースで深刻被害

2025年02月19日 話題

日本で急逝した台湾女優バービィー・スーさん(徐熙媛)の夫で韓国人歌手のク・ジュンヨプをめぐって、中国発の悪質なフェイクニュースが物議を醸している。

【写真】ク・ジュンヨプ、バービィー・スーさんの頬にキス

中国のSNS上では最近、ク・ジュンヨプが2月15日、バービィー・スーさんの葬儀の手続きが終わる前に韓国へ帰ったというフェイクニュースが拡散された。

このフェイクニュースによると、ク・ジュンヨプは15日午前1時、KE716便に乗って台湾・台北から韓国に帰国したという。

同ニュースではク・ジュンヨプが32kgの荷物2個を預け、キャメル色のジャケットを着て帽子を被ったまま空港に登場し、やつれて疲れ果てた姿だったという具体的な描写も伝えられていた。

その後、一部の中国メディアも同内容を報じたことでク・ジュンヨプの韓国帰国説が拡散されたが、これがまったくのフェイクニュースであることが明らかになった。

ク・ジュンヨプが乗ったされるKE716便は15日の運行が確認されておらず、ク・ジュンヨプの帰国当時の姿される写真も、数年前の台湾到着時のものであることがわかったのだ。

台湾では葬儀の手続きに通常15日程度を要する。ク・ジュンヨプは現在、台北でバービィー・スーさんの死後の法的処理を進めているという。

ク・ジュンヨプはバービィー・スーさんが亡くなった直後、「今、私は言葉で表現できない悲しみと苦痛のなかで、はらわたが切れるような痛みの時間を過ごしています。何かを言う力もなく、言いたくもありませんでした。大きな喪失の痛みと哀悼の時間が過ぎる前に、悪魔のような人々が我々家族と私の愛を罵倒し始めました」と心境を伝えたことがある。

当時、彼は「我々家族に傷をつけようと、保険や費用に対するフェイクニュースを作成して傷つけている。どうかうちのヒウォンが楽に休めるよう、じっとしていてくれることはできないだろうか。どうか心からお願いする」と呼び掛けたが、現在も数多くのフェイクニュースが量産され、故人と遺族を苦しめている。

ク・ジュンヨプ、バービィー・スー
ク・ジュンヨプ(左)、バービィー・スーさん

なお、バービィー・スーさんは2月2日、日本滞在中にインフルエンザと肺炎の合併症でこの世を去った。48歳だった。

1976年10月6日生まれのバービィー・スーさんは、1994年に妹のシュー・シーディー(徐煕娣)とともにアイドルデュオ「S.O.S(シスター・オブ・スー)」として歌手デビュー。翌1995年には日本デビューも果たし、3枚の日本盤CDアルバムをリリースするなど多彩な活動を繰り広げた。

その後はバラエティ番組MCやエッセイ、作詞などマルチタレントとして活躍した傍ら、女優としてさまざまな台湾ドラマ・映画に出演。2001年には“台湾版花より男子”ことドラマ『流星花園 ~花より男子~』でヒロイン・牧野つくし役を演じた。

以降も、『戦神 ~Mars~』『ホントの恋の*見つけかた』『泡沫の夏~トライアングル・ラブ~』などのドラマ、『シルク』『カンフーシェフ』『コネクテッド』『ホット・サマー・デイズ』『レイン・オブ・アサシン』などの映画に出演した。

私生活では、2011年に事業家のワン・シャオフェイ(汪小菲)と結婚し、1男1女をもうけたが2021年に離婚。翌2022年3月にク・ジュンヨプと再婚した。

ク・ジュンヨプとバービィー・スーさんは20年前に恋人関係だったが、1年で破局した過去がある。ただ、バービィー・スーさんの離婚を聞いてク・ジュンヨプが彼女に連絡したことをきっかけに、2人は劇的に結ばれることになった。

(記事提供=OSEN)

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