麻薬疑惑の俳優ユ・アイン 控訴審で減刑、執行猶予付き判決で釈放「5カ月の拘禁期間に反省した」

2025年02月18日 話題 #ユ・アイン

麻薬常習使用の容疑を持たれている俳優ユ・アイン(38、本名オム・ホンシク)が、控訴審で執行猶予に減刑となり釈放された。

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ソウル高裁・刑事5部は2月18日、麻薬類管理に関する法律違反などの容疑で起訴されたユ・アインに対する2審判決公判で、原審を破棄し、懲役1年、執行猶予2年をユ・アインに言い渡した。

また、罰金200万ウォン(日本円=約21万円)及び追徴金154万ウォン(約16万円)、80時間の社会奉仕及び薬物治療講義の受講を命じた。

高裁は原審同様、医療用麻薬類の常習投薬、他人名義での睡眠薬購入などを有罪と認めた。ただ、大麻喫煙教唆、証拠隠滅教唆の容疑は証拠不十分として無罪と判断した。

高裁は「睡眠障害、うつ病を長い間経験しており、フェンテルミンの場合、睡眠治療の目的で使用したものと見られる。また、被告人が薬物に対する依存性を見せず、再犯しないと判断し、5カ月を越える時間の間に拘禁して反省する時間を持った点、同種犯罪で処罰されたことがない点などを総合して、1審で宣告した刑は不当だと認証される」と量刑理由を伝えた。

ユ・アインは1審で懲役1年の実刑を言い渡され、法廷拘束された状態だった。同日、ユ・アインは、坊主頭で眼鏡をかけたまま、囚人服姿で裁判に出廷。裁判中、固い表情で宣告を聞いたユ・アインは、執行猶予付き判決を受けて頭を下げた。

ユ・アイン
(写真提供=OSEN)ユ・アイン

去る1月24日に開かれた控訴審の結審公判で、検察は1審と同じ懲役4年を求刑した。

当時、ユ・アインは最終陳述で「すべての過ちに対して深く反省している。学びと人生に対する固い意志を社会に広げられるよう、丁重にお願いする。慎重かつ丁寧に、確実に証明する。どんな誘惑にも崩れない。さらに成熟し、健康に世の中と向き合いたい」と善処を訴えた。

ユ・アインは2020年9月から2022年3月にかけて、ソウル一帯の病院で睡眠用を口実に、181回にわたって医療用プロポフォールなどを常習投薬した疑いが持たれている。

また、2021年5月から昨年8月まで44回、他人名義で2種類の睡眠薬1100錠余りを不法購入した疑惑や、昨年1月に知人らととともにアメリカで大麻を3度喫煙し、他人に喫煙を教唆した疑惑も受けている。

1審では医療用麻薬類の常習投薬と他人名義の常習睡眠薬買収などが有罪と認められ、懲役1年が言い渡された。ただ、大麻喫煙教唆と証拠隠滅教唆の容疑は証拠不十分とし、無罪と判断された。

なお、ユ・アインが出演する映画『勝負』(原題)は、来る3月26日に韓国国内で公開されることが決定した。『勝負』は、弟子との対決に敗れた韓国囲碁界の伝説的棋士チョ・フンヒョン(演者イ・ビョンホン)が、生来の勝負師としての気質で再び頂点に返り咲く挑戦を描いた作品だ。

同作は2021年に撮影を終え、2023年にNetflixで公開予定だったが、前出のユ・アインのトラブルで公開延期に。結局、Netflixでの配信は中止となり、劇場で公開される運びとなった。

ただし、もう一つのユ・アイン出演作である映画『ハイファイブ』は2021年に撮影が完了しているにもかかわらず、事件の影響で現在も公開日が未定となっている。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演した。

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