韓国で活動する日本人タレントの藤田小百合が、不動産投資に対する後悔を告白した。
藤田が運営するYouTubeチャンネルでは最近、「永遠に住みたい天国のような私たちの町を紹介します!」というタイトルの動画が公開された。
藤田はソウル・三成(サムソン)洞で暮らしていることを明かし、「故郷のような場所」と愛を示す。
不動産投資の経験についても打ち明けた藤田。現在住んでいる三成洞は、韓国でも土地・建物の高い富裕層として数えられる。普段から親しいという不動産仲介業者の知人と会って話を交わした。
藤田は「十数年前、三成洞のHマンションに住んでいた。その時、私に家主が『10億ウォン(日本円で約1億円)で買え』と言った。その時、私は『10億なんでどこにあるんだ』と言いながら高くて買えないと言った」とし「しかしその家は今20~30億ウォン(約2~3億円)になった。十数年前の自分を殴りたい。昔の私を気絶させて今の私が契約しなければいけない」と物足りなさを吐露した。
これに対し、仲介業者は「お母さんが不動産の仕事をしているから、お母さんは日本が(不動産が)崩壊したのを見たから『韓国も同じだろう』と言っている。これ以上接近できない」と説明。藤田はこれに納得し、「うちの両親は最初、チョンセもダメだと言った。日本にはそういう制度がなく、どうしてこんなに大きなお金を貸すのか、危険だと言っていた」と明らかにした。
チョンセとは、借り手が家主に一定金額の保証金を預け、賃貸契約金中、月々の賃料を支払わずに住むことができる韓国の不動産制度である。
現在、日本以上に物価高騰が激しい韓国。このような後悔をしているのは藤田だけではないだろう。
◇藤田小百合 プロフィール
1979年10月13日生まれ。東京都出身。韓国で活動する日本人タレント。2007年の韓国KBS2バラエティ番組『美女たちのおしゃべり』(原題)でブレイク。その後、韓国で数々のバラエティ番組に出演して顔を知らせた。40代に突入すると、子宮年齢がすでに「48歳」という診断を受け、自発的に“未婚の母”になることを決意。精子バンクに保管された西洋男性の精子提供を受けて妊娠し、2020年11月に日本で3200gの男児ゼンを出産した。
■【写真】藤田小百合、「自主的シングルマザー」になった理由は?
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