女優ソヌ・ウンスク(65)の実姉に強制わいせつをした容疑で裁判にかけられた元アナウンサーのタレント、ユ・ヨンジェ(61)が、実刑を言い渡された。
1月23日10時、水原(スウォン)地裁・城南(ソンナム)支庁では、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(親族関係による強制わいせつ)の疑いで在宅起訴されたユ・ヨンジェに懲役2年6カ月が宣告された。併せて、40時間の性暴力治療プログラム履修、5年間の児童・青少年・障害者関連機関への就職禁止が命じられている。
裁判所はユ・ヨンジェの容疑について、すべて有罪と認めた。「親族を相手に性犯罪に及んだという点は非常に悪質だ。被害者が犯行後、家族に被害を知らせることが出来ず、大きな精神的衝撃を受けた。また、被告は被害者の被害を復旧することもできず、真に反省する姿を見せることなく犯行を否認した」としながらも、「過去に性犯罪で処罰されたことはなく、被告人の周囲の人が嘆願した点は、有利な要素として参酌した」と明らかにしている。
なお、ユ・ヨンジェは2022年10月に女優ソヌ・ウンスクと結婚したが、2023年4月に離婚。その後、2人が住む家で家事を手伝っていた実のソヌ・ウンスクの姉が、ユ・ヨンジェに強制わいせつをされた事実があると主張し、世間に衝撃を与えた。
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