JYPの新人ボーイズグループKickFlip(キックフリップ)がスターダムへの第一歩を踏み出した。
KickFlipは1月20日午後、ソウルで1stミニアルバム『Flip it, Kick it!』のリリース記念ショーケースを開催し、デビューに関するトークを展開した。
KickFlipは2021年に放送されたサバイバルオーディション番組『LOUD』(SBS)で選抜されたゲフン、アマル、ケイジュ、ドンヒョンと、JYPの練習生ドンファ、ジュワン、ミンジェの7人で構成されている。
グループ名は、足先でボードを360°回転させる高難度のスケートボードトリックを借用しており、既存の概念にとらわれず、新たな活躍を見せるという次世代ルーキーの強い覚悟が込められている。
なかでも注目を集めているのは、2016年のJYP公開採用オーディションで1位を獲得して入社し、10年近く練習生生活を送ってきたゲフンが含まれているという点だ。
ゲフンは「今日、この瞬間が来ることだけを待ちながら走ってきたが、7人で一丸となって準備しただけに良いバイブスをお見せする」として、「デビューして本当にすっきりした。たくさんの時間があったおかげで激しく練習することができた。深く悩むこともできた時間だった。その時間は僕にとって必要な時間だった。多くの時間で準備したすべてのものを、着実にお見せしたい」と感想を述べている。
そんなKickFlipのデビューアルバム『Flip it, Kick it!』は、「世の中をひっくり返し、試練は思い切り捨てる!」という覇気と覚悟を表現しており、ゲフン、アマル、ドンファ、ミンジェが一部収録曲の作詞に参加。加えてJYPの先輩アーティストDAY6のYoung Kが『WARRIORS』の作詞を引き受け、後輩を支援している。
KickFlipはYoung Kとの楽曲制作についても言及。「Young K先輩と制作できて光栄だった。Young K先輩と一緒に始められて嬉しい」として、「助言してくれたのだが、どんなグループでも末っ子が自由だと長続きするという話をしてくれた。僕たちがすでに末っ子の世話を翌していて、楽しい雰囲気が形成されているので、このような雰囲気を継続したいと思った」と明らかにした。
Young Kのほか、Stray KidsのI.Nとチャンビンからの助言もあったという。「グループが長続きするためにはチームワークが良くなければならない、戦うことがあっても和解する気持ちがあれば長続きすると言ってくれた」と付け加えた。
そして、数々の人気グループを生み出してきたパク・ジニョン(J.Y.Park)プロデューサーの反応については「デビュー準備の過程が惜しみなく絶賛してくれた。K-POPグループのトレンドになれる曲を持っていると言っていただけて光栄だった」としている。
KickFlipの魅力と強みを尋ねると、メンバーたちはチームワークを挙げた。「僕たちは友人のように楽しく遊んでいたずらもする仲なので、何をしてもチームワークが光を放つと思う。僕たちはエネルギーも溢れ、ポジティブなバイブスを持っている」と自信を示した。
ロールモデルに挙げたのはStray Kids。その理由については「僕たちも楽曲制作に参加しているが、今後はStray Kids先輩のように多くの楽曲に僕たちの名前を入れて、多くの方々と僕たちの思いを共有できる歌手になりたい」と答えた。
最後に、今後の目標については「K-POPスーパールーキーになりたい。その修飾語が思い浮かぶように、もっと素敵な姿を見せられるグループになる」として、「僕たちの5年後、10年後を予想するならば、目標はこのグループが長い間おもしろく、良い影響を及ぼせるアーティストになりたい。グループが長く続くが重要な目標だ」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
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