韓国のタレント、キョン・ドンホさんがこの世を去って4年が経った。
キョン・ドンホは2021年1月7日、39歳の若さで亡くなった。彼の訃報は親交のあった歌手MOSEによって明かされ、世間に大きな衝撃を与えた。
MOSEは当時、「キョン・ドンホが今日、脳死判定を受けた」として、「いつも最も近いところで慰めてくれて、応援してくれた友人だった。上品で優しく、深い心を持ったドンホは、最後まで臓器提供という素敵な仕事をしている。現在手術をしており、土曜日に短い葬儀を行う」とSNSを通じて伝えた。
それとともに「ドンホを知っている方々には、ドンホの道が寂しくないように冥福を祈ってくれることをお願いする。現在、母も病気を患っており、弟一人でとても大変な状態なので、周りにもっと広く知らせて多くの助けもお願いする。ドンホ、ありがとう。さようなら」と付け加えた。
そしてタレントのハ・ジヨンも「キョン・ドンホさんにお会いしてから10年が経とうとしている。彼の悲報に心が重い。番組で共演した時、落ち着いて心の深い方だと思った。(この世から)去る途中も患者たちに臓器提供をするという便りに、様々な思いが浮かぶ。良い番組を見せてくれてありがとう」という文を残し、哀悼の意を表した。
キョン・ドンホさんは2020年4月に脳出血で倒れ、推定で脳死診断を受けた。経過を見守り、ほかの病院に移って奇跡を願ったが、ついに脳死判定を受けた。その後、遺族は臓器提供を選択している。
ただキョン・ドンホさんの出棺後、6時間後に彼の母親も亡くなった。相次いだ悲報にMOSEは「ドンホのお母さんは知っていたようだ。長男が寂しくないように手を握りに行かれた」と伝えた。
(記事提供=OSEN)
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