Netflixが『イカゲーム2』観測を完全否定。「期待収益が1600億? 事実ではない」

2025年01月03日 話題 #イカゲーム #写真

『イカゲーム2』の期待収益が1兆5000億ウォン(約1600億円)以上になるという観測について、Netflixが公式立場を明らかにした。

これに先立ち、韓国のとあるメディア研究所は「シーズン1は制作費約250億ウォンを投じて約1兆ウォンの収益を上げた」とし、「シーズン1が1位を達成するまでに8日かかった速度を考慮すると、シーズン2の予想収益は最低1兆5000億ウォンと推定される」と発表した。

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その根拠として、『イカゲーム2』がシーズン1の公開初週の最長視聴時間記録である4億4873万時間を破り、4億8760万時間に達した点を挙げた。『イカゲーム2』は全世界で約5億時間近く視聴され、公開初週にNetflixで最も多く視聴されたコンテンツに挙げられた。

これらを根拠に、『イカゲーム2』の期待収益が1兆5000億ウォンになると観測したわけだが、Netflixは否定している。

(画像=Netflix『イカゲーム2』韓国ポスター)

Netflixは1月2日、「世界1位を達成した誇らしい韓国作品『イカゲーム2』に寄せられた多くの関心と愛に深く感謝します。一部の韓国国内調査団体が発表した『イカゲーム2』の個別作品収益率分析に関して、事実とは全く異なる部分があるため、Netflixの立場をお伝えします」と発表した。

Netflixは「月額定額制のサブスクリプションサービスは、個別作品の視聴数や視聴時間で追加の利益を得ることはできません」とし、「一つの作品の成功によって収益を算定することは不可能です」と説明した。

さらに「個別作品による金銭的収益の推定を可能にする公式な情報も存在しません。また、このような方式で作品の成果を評価することもなく、評価することもできません」と述べた。

また「個別作品の追加収益の推定や予測は、映画館のチケット販売による興行成績や、単品購入を中心に運営されるVODサービスの売上分析方式に適しています。毎月、会員が固定金額を支払い、無制限にコンテンツを視聴できるサブスクリプションサービスには適用できません」と付け加えた。

なお、Netflix公式サイト「Netflix Top 10」によると、12月第4週(23日~29日)におけるオリジナルシリーズ『イカゲーム2』の視聴時間は4億8760万時間と集計された。

この数値を全体のランニングタイム(7時間10分)で割ると、視聴回数は6800万回となる。

非英語圏TV部門で1位を記録しただけでなく、同期間の英語圏TV部門や英語・非英語圏映画部門と比較しても圧倒的な視聴時間を誇った。

週単位の基準では、2021年10月第1週(9月27日~10月3日)の『イカゲーム1』の5億7176万時間に次いで歴代2位に。国別ではアメリカ、フランス、日本、インド、オーストラリアなど92か国すべてで1位を獲得している。

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