兵役義務が免除された俳優のナ・イヌに対して、その理由を説明しろという苦情が兵務庁に寄せられている。
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12月17日、あるネットユーザーは「俳優ナ・イヌ氏の4級補充役判定理由について、兵務庁が明確な釈明をすることを要請します」という嘆願を提起した。
これを提起した人物は「これまでネット上では、ナ・イヌ氏は94年生まれで軍隊に行く時期がかなり過ぎているのに、なぜ入隊しないのかという疑問が多数提起された。通常、現役(入隊)なら30歳の誕生日が過ぎる前に入隊することになり、いくら遅くても31歳になる前には入隊する。補充役といっても、このように遅くなるのは異例の事なので疑問を持つのは当然だった」と理由を説明している。
続いて「ナ・イヌ氏の兵役免除が発表されたが、大衆の疑問点はより一層増幅されている。身長が190cm近いほどの体格を持ち、視力も2.0に近いほど非常に良く、バラエティ番組で海に入ることも躊躇していなかったので、健康上の問題もなさそうだ。また3年間、4級補充役として社会服務要員になることを待ったというが、2021年から2024年まで何と8つのドラマ撮影とバラエティ番組を併行して出演するほど目立つ活動をしていた。国家有功者(韓国政府から建国後に国功を立てた者と認定された人物)の子孫などの理由なら、すでに世間にも知られていたはずなのに、そうでもないようだ。学歴上不足している部分もない」と伝えた。
そして「芸能人だからといって特恵を受けたのではないかと、世間の疑問が大きくなっている。理由を明確にしてくださることを兵務庁に要請する」と締め括った。
ナ・イヌの兵役免除は12月17日に明かされた。当時、所属事務所のハナダカンパニーは「最近、兵務庁から兵役免除の連絡を受けた。4級補充役判定を受けて入隊を待っていたところ、招集通知を受けられないまま3年が過ぎたため免除対象者になった」と発表していた。
ナ・イヌ以外にも、今年1年間で約1万人以上が同様に免除されたという。
ただ、前述のネットユーザーのように疑問を呈する声は少なくない。また、幸運による免除を羨む声、入隊問題で人気バラエティ『1泊2日』からの降板が残念だという声もある。
そんなナ・イヌは2025年1月10日より、主演ドラマ『モーテル・カリフォルニア』(原題、MBC)が放送される。先駆けて制作発表会なども行われることから、公の場で兵役問題について話すのかに注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
◇ナ・イヌ プロフィール
1994年9月17日生まれ。9歳のときにカナダ・ウィニペグに移民し、12歳の時に韓国に戻ってくる。中学生の時にバス停でSMエンターテインメントの関係者にスカウトされ、オーディションに行ったが、当時ダンスが下手で脱落。しかし、スカウトした人物がJYPエンターテインメントに推薦しオーディションをうけ、練習生となるも、やめることに。その後はアルバイトや高校生活に励み、ホテル経営学部のある大学に合格するが、再び自身をスカウトした人物から演技を勉強するよう勧められ、CUBEエンターテインメントの練習生になり、檀国大学・公演映画学部を卒業した。ドラマ『哲仁王后~俺がクイーン!?』で注目を集め、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』で主演俳優として浮上。『私の夫と結婚して』で世界中にその顔を知らせた。
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